授業の概要
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授業構成は主に2つのパートからなる。第1のパート(第1週~第6週)では、価格設定の基本理論について学ぶ。価格設定は、自社目線だけではなく、競合企業、顧客、社会動向なども考慮してなされるものであることから、それぞれの視点にたった価格設定に関する概念や理論を学び、それを価格戦略にいかに反映させていくかについて、事例を踏まえて考察する。第2のパート(第7週~第13週)では、応用編として、AIを活用したダイナミック・プライシングや、消費者の志向の変化を捉えたサブスクリプションなど、企業も試行錯誤しながら取り組みをしているそうしたさまざまな価格戦略や最近の話題の事例を通じて、身近な商品やサービスの価格設定について考える。 授業では毎回たくさんのQuizを通じて履修者に考える作業をしてもらう。そうしたことから、考えることを楽しいと感じる人に履修してもらいたい。またなるべく平易に授業を進めるが、数字が登場することは否めない。数字に苦手意識があっても克服したいという前向きな思いで受講してもらいたい。
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この科目の到達目標
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・価格設定に関する基礎的な理論を理解している。 ・身近な事例に対して、学習した理論をあてはめ、解説することができる。 ・PBL活動などにおいて、提案商品などに対して学習した理論をあてはめ、価格設定をできる。
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成績評価の方法
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授業への出席・参加状況、授業外学習・提出課題・定期試験の結果を総合的に判断する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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授業出席、参加状況などをあわせて評価する
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授業外学習
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20
%
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その週の授業に関連した問題を出題し、理解度を評価する。指示・提出はmanabaで行う。
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小テスト
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0
%
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実施しない。
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提出課題
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20
%
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レポート提出期限厳守、レポートの内容(授業内容の理解度を評価)を総合的に判断する。
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定期試験
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40
%
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定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(授業に関する知識の定着度合いと応用力を確認する)
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス ~本科目の狙い ~価格付けの歴史
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2.
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価格を決める視点 (その1) ~コスト志向型
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3.
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価格を決める視点 (その2) ~需要志向型
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4.
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価格を決める視点 (その3) ~競争志向型
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5.
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戦略と価格付け
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6.
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経済的概念と価格
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7.
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さまざまな価格戦略 (その1) ~心理的な価格戦略
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8.
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さまざまな価格戦略 (その2) ~価格差別
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9.
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さまざまな価格戦略 (その3) ~新商品の価格戦略他
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10.
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価格の変動 (その1) ~ダイナミック・プライシング
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11.
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価格の変動 (その2) ~価格調整
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12.
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サブスクリプション
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13.
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価格決定と法
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14.
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価格の未来
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