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年度 2025 
講義コード 11210001 
講義名 商品企画とマーケティング 
担当教員

亀田 憲

配当年次 3年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MG-SUC-DN-301 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MG-SBP-UCD-301 



授業の概要
本講義では、企業が商品企画を行う意義・目的や必要性を考え、事例をもとに商品企画を行う意味を理解する。その上で、商品企画の手順やプロセスを学んでいく。また、学習に当たっては、1年次で学んだマーケティングの基礎知識を活かし、商品企画の本質を学ぶ。社会人になり、商品企画担当や、関連する業務に従事する場合に、本授業で身につけた知見を実務で活かせる内容で構成している。
第1週から第11週まではマーケティングの基礎的な視点であるSTP+4Pを、事例を利用し復習するとともに、商品企画との関連性について考える。残りの3週は、商品のさらなる価値向上を目的に、ブランディングやカスタマージャーニー、AIやデジタル化(広義のデジタルマーケティング)といった最新トピックを取り上げ、これまでのマーケティングとの違いを考える。商品企画は、単なる思いつきや、消費者に闇雲に尋ねるだけでは立案は難しい。商品企画を効果的に行い、成功確率を上げるために、基本ステップとフレームワークを学び、プロセス毎に段階的、計画的に実施する必要がある。 
この科目の到達目標
将来、業界・業種に関わらず商品企画や宣伝・広報など関連する業務に参画する際、関連業務に活用できることを目標とする。具体的には、以下3点が到達目標となる。
・ビジネスパーソンとして、ゼロから事業や商品を企画するための手法や知識を習得し、使うことができる
・様々な制約条件のもと、商品企画案を考え、開発後の展開プランを含め実践的な戦術を考案できる。
・マーケティングの本質に対する理解を深めて、ビジネスの場面で応用できるようになる。 
成績評価の方法
授業出席・参画度、授業外学習、提出課題、定期試験から総合的に判断する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   10  % 授業中の参加度合いをあわせて評価する。 
授業外学習   20  % その週の授業に関連した問題を出題し、理解度を評価する。指示・提出はmanabaで行う。 
小テスト   0  % 実施しない 
提出課題   35  % 課題の提出期日厳守、内容などを総合的に判断して評価する。 
定期試験   35  % 定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(商品企画にマーケティングの視点をいかす理解度を確認する) 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. 商品企画ユニットの全体像の把握と商品企画の意義の理解 
2. 商品開発をする際のフレームワークとなる「コンセプトシート」の理解 
3. 商品開発をする上で不可欠なマーケティングの全体像の理解 
4. 誰に向けて商品を開発するのか、
ターゲティングとペルソナの理解 
5. ターゲット心理を探り、商品を開発する①【定性編】 
6. ターゲット心理を探り、商品を開発する②【定量編】 
7. ターゲットと市場の理解①
市場の拡大について 
8. ターゲットと市場の理解②
適切なターゲットの規模について 
9. 商品開発の戦略の軸となる製品戦略の理解 
10. 商品の価格を決める価格戦略の理解 
11. 商品の販売を促進させるプロモーション戦略戦略の理解 
12. 商品の価値を向上させるブランド戦略の理解 
13. ターゲットの心理と行動の理解 
14. 最新のマーケティングと商品企画 


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