授業の概要
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本講義では、企業が商品企画を行う意義・目的や必要性を考え、事例をもとに商品企画を行う意味を理解する。その上で、商品企画の手順やプロセスを学んでいく。また、学習に当たっては、1年次で学んだマーケティングの基礎知識を活かし、商品企画の本質を学ぶ。社会人になり、商品企画担当や、関連する業務に従事する場合に、本授業で身につけた知見を実務で活かせる内容で構成している。 第1週から第11週まではマーケティングの基礎的な視点であるSTP+4Pを、事例を利用し復習するとともに、商品企画との関連性について考える。残りの3週は、商品のさらなる価値向上を目的に、ブランディングやカスタマージャーニー、AIやデジタル化(広義のデジタルマーケティング)といった最新トピックを取り上げ、これまでのマーケティングとの違いを考える。商品企画は、単なる思いつきや、消費者に闇雲に尋ねるだけでは立案は難しい。商品企画を効果的に行い、成功確率を上げるために、基本ステップとフレームワークを学び、プロセス毎に段階的、計画的に実施する必要がある。
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この科目の到達目標
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将来、業界・業種に関わらず商品企画や宣伝・広報など関連する業務に参画する際、関連業務に活用できることを目標とする。具体的には、以下3点が到達目標となる。 ・ビジネスパーソンとして、ゼロから事業や商品を企画するための手法や知識を習得し、使うことができる ・様々な制約条件のもと、商品企画案を考え、開発後の展開プランを含め実践的な戦術を考案できる。 ・マーケティングの本質に対する理解を深めて、ビジネスの場面で応用できるようになる。
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成績評価の方法
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授業出席・参画度、授業外学習、提出課題、定期試験から総合的に判断する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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10
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授業中の参加度合いをあわせて評価する。
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授業外学習
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20
%
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その週の授業に関連した問題を出題し、理解度を評価する。指示・提出はmanabaで行う。
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小テスト
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0
%
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実施しない
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提出課題
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35
%
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課題の提出期日厳守、内容などを総合的に判断して評価する。
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定期試験
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35
%
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定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(商品企画にマーケティングの視点をいかす理解度を確認する)
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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商品企画ユニットの全体像の把握と商品企画の意義の理解
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2.
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商品開発をする際のフレームワークとなる「コンセプトシート」の理解
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3.
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商品開発をする上で不可欠なマーケティングの全体像の理解
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4.
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誰に向けて商品を開発するのか、 ターゲティングとペルソナの理解
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5.
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ターゲット心理を探り、商品を開発する①【定性編】
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6.
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ターゲット心理を探り、商品を開発する②【定量編】
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7.
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ターゲットと市場の理解① 市場の拡大について
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8.
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ターゲットと市場の理解② 適切なターゲットの規模について
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9.
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商品開発の戦略の軸となる製品戦略の理解
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10.
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商品の価格を決める価格戦略の理解
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11.
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商品の販売を促進させるプロモーション戦略戦略の理解
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12.
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商品の価値を向上させるブランド戦略の理解
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13.
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ターゲットの心理と行動の理解
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14.
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最新のマーケティングと商品企画
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