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授業の概要
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現在の日本では、サービス産業(第三次産業)がGDPの7割を占め、また就業者の約7割がサービス産業に従事している。既に日本の経済においてサービスは大きな影響力を持ち、また今後、新しいサービス商品の開発やサービス事業が拡大成長することが期待されている。 本講義ではサービスを直接の取引対象とするビジネスにおけるマーケティングを取り扱う。したがって、ここでいうサービスとは「対価を伴う直接の取引対象としてのサービス」のこととなる。 サービスの本質を理解するために、本講義では、「サービス」の特性とマネジメントの基礎について重点的に取り扱う。サービスは物財と比較した場合、「無形性」「変動性」「消滅性」「同時性」という4つの基本特性がある。これらを理解することがサービス理解のためには必須であるため、これらの基本を中心に議論を進めていく。 授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。また、講義内容については進捗状況などにより変更になる場合がある。
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この科目の到達目標
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・サービスに関する基本知識や専門用語を理解し、説明することができる。 ・サービス・マーケティングの基本について理解し、説明することができる。 ・関心のあるサービス組織や提供されるサービスについて、理論的に考察することができる。
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成績評価の方法
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定期試験、課題提出、授業出席、授業外学習により、知識の獲得、理解の程度、思考・判断能力について総合的な評価を行う。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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30
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授業への参画度・貢献度を評価する。
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授業外学習
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20
%
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授業内容の予習・復習状況を確認する。
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小テスト
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30
%
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講義内容の理解度と応用力を確認する。
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提出課題
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20
%
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ケース・スタディの内容を十分に理解したか、自分なりに消化したかを確認する。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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_
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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オリエンテーション
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2.
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サービスとは
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3.
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サービスの基本特性とマネジメント課題1
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4.
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サービスの基本特性とマネジメント課題2
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5.
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ケース・スタディ1
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6.
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サービス・システム
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7.
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サービス・スクリプトとブループリント
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8.
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サービス品質とSERVQUAL
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9.
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ケース・スタディ2
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10.
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顧客満足とサービス・プロフィット・チェーン
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11.
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サービスの価格とコスト
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12.
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ケース・スタディ3
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13.
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サービスの需給問題
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14.
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総括、小テストおよび解説
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