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授業の概要
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本講義は、企業が行う意思決定に着目して、分析の基礎から企業価値評価の応用まで体系的に展開するものである。 講義の前半では、財務諸表分析やCVP分析(本質的な損益分岐点の見極め)、予算管理といった手法に焦点を当てる。ここでは、単なる計算スキルの習得に留まらず、財務データから企業の現状や潜在的な課題を客観的に把握し、迅速かつ的確な意思決定を下すための洞察力を養う。 後半では、中長期的な視点に立ち、投資案件の妥当性を評価するためのプロセスを深く学習する。特に、ファイナンスの根幹を成す「貨幣の時間価値」の概念を理解した上で、最終的なゴールである企業価値の算定(バリュエーション)に至るまでの一連の流れを習得する。 講義全体を通じて、理論の解説のみならず、具体的なケースを用いた演習を数多く取り入れることで、「実務を疑似的に追体験すること」を重視する。受講生が主体的に手を動かし、計算と考察を繰り返すプロセスを経ることで、理論を実務で活用できるレベルへ落とし込み、ビジネス現場で即戦力となる実践的な思考力を高めることを目標とする。
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この科目の到達目標
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・財務データから企業の傾向や課題点を識別し、定量的に説明できる。 ・企業の資金繰りに対する考え方や予算統制の実務を理解している。 ・投資案件について、どの程度の価値があるか計算する方法を身に着けている。
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成績評価の方法
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定期試験、小テスト、授業外学習および授業出席によって、総合的に評価する。 評価項目のすべてが、成績評価のための必要な条件である。常日頃からしっかりと学習に取組むこと。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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10
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すべての授業に出席し、意欲的に授業に臨むことが前提である。
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授業外学習
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20
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授業外学習プリントによって、授業の理解度を評価する。
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小テスト
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30
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中間テストによって、予算作成プロセスの知識と理解に関する理解度を評価する。
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提出課題
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0
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定期試験
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40
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予算作成と管理、並びにKPIに関する理解度を、筆記試験にて評価する。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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財務諸表分析
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2.
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企業分析と演習
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3.
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CVP分析1(基礎的な理解)
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4.
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CVP分析2(リスク評価と対応)
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5.
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予算統制
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6.
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貢献利益
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7.
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貢献利益と意思決定
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8.
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中間テスト
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9.
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短期的な投資の意思決定
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10.
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長期的な投資の意思決定
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11.
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貨幣の時間価値に着目した割引計算
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12.
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事業価値の算定
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13.
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企業価値算定・株価算定1 (事業価値から株価を算定する方法)
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14.
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企業価値算定・株価算定2 (実務的な企業価値の算定手法)
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