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年度 2025 
講義コード 12445201 
講義名 コンピュータのしくみ 
担当教員

宮内 ミナミ

配当年次 1年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング IM-FIL-121 



授業の概要
 この科目ではコンピュータについて、以下の3つの項目を学習する。
1.コンピュータの用語: ソフトウェアやハードウェアに関する様々な用語
2.情報の表現方法: コンピュータ内部で扱われる情報の形式(2進数、16進数、他)
3.情報の処理方法: 論理回路で情報を処理するしくみの理解、ハードウェアの実現方法
 はじめに、コンピュータの5大要素、中央処理装置(CPU)の内部構造、記憶の階層構成、キャッシュメモリなど、コンピュータの構成と用語の理解を深める。次に、コンピュータ内部の情報表現として、2進数や16進数の考え方、10進数との変換、補数、などを学習する。そして、論理演算について学習し、論理回路(AND、OR、NOT)を使って様々な演算処理を実現する方法を学ぶ。
 毎回の授業は、講義・練習問題・課題(小テストやレポート)で構成されている。また、毎回の授業の冒頭で前回の授業の復習と確認、問題の解説を行う。講義に加え、問題を解くことや課題に取り組むことを通じて、コンピュータ特有の精密な仕組み、論理的機構を具体的に理解する。練習問題には、資格試験(ITパスポート試験、基本情報技術者試験)の過去問題も取り上げる。課題や授業外学習などにmanabaを利用する。 
この科目の到達目標
・コンピュータの基本構成を理解し、各装置の役割を説明することができる。
・コンピュータ内部での情報表現を理解し、2進数、16進数での演算ができる。
・論理演算について理解し、真理値表から論理回路を設計することができる。 
成績評価の方法
定期試験、提出課題、授業外学習、授業出席を総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 授業への参画度およびmanabaを利用した「授業の振り返り」を評価する。 
授業外学習   25  % 授業内容の復習・確認問題(manabaの小テスト)を出題し、評価する。 
小テスト   0  % 実施しない。 
提出課題   20  % コンピュータに関する用語や演算方法を確認する課題(2回)を実施する。 
定期試験   35  % 科目目標の達成度を確認する試験を実施する。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス、
情報処理と用語 
2. コンピュータの構成と
動作 
3. 情報の表現方法
2値の表現、2進数から10進数への変換 
4. 情報の表現方法
10進数から2進数への変換 
5. 情報の表現方法
2進数と16進数の変換 
6. 情報の表現方法
負の数と補数 
7. 2値の算術演算 
8. 情報の表現方法
浮動小数点方式、文字コード 
9. 2値の論理演算 
10. 論理演算と回路図 
11. 論理回路と記憶 
12. 最近のコンピュータ構成 
13. 練習問題1
・用語と計算の確認問題の実施 
14. 練習問題2
・記述問題の実施 


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