授業の概要
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この科目ではコンピュータについて、以下の3つの項目を学習する。 1.コンピュータの用語: ソフトウェアやハードウェアに関する様々な用語 2.情報の表現方法: コンピュータ内部で扱われる情報の形式(2進数、16進数、他) 3.情報の処理方法: 論理回路で情報を処理するしくみの理解、ハードウェアの実現方法 はじめに、コンピュータの5大要素、中央処理装置(CPU)の内部構造、記憶の階層構成、キャッシュメモリなど、コンピュータの構成と用語の理解を深める。次に、コンピュータ内部の情報表現として、2進数や16進数の考え方、10進数との変換、補数、などを学習する。そして、論理演算について学習し、論理回路(AND、OR、NOT)を使って様々な演算処理を実現する方法を学ぶ。 毎回の授業は、講義・練習問題・課題(小テストやレポート)で構成されている。また、毎回の授業の冒頭で前回の授業の復習と確認、問題の解説を行う。講義に加え、問題を解くことや課題に取り組むことを通じて、コンピュータ特有の精密な仕組み、論理的機構を具体的に理解する。練習問題には、資格試験(ITパスポート試験、基本情報技術者試験)の過去問題も取り上げる。課題や授業外学習などにmanabaを利用する。
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この科目の到達目標
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・コンピュータの基本構成を理解し、各装置の役割を説明することができる。 ・コンピュータ内部での情報表現を理解し、2進数、16進数での演算ができる。 ・論理演算について理解し、真理値表から論理回路を設計することができる。
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成績評価の方法
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定期試験、提出課題、授業外学習、授業出席を総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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授業への参画度およびmanabaを利用した「授業の振り返り」を評価する。
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授業外学習
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25
%
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授業内容の復習・確認問題(manabaの小テスト)を出題し、評価する。
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小テスト
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0
%
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実施しない。
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提出課題
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20
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コンピュータに関する用語や演算方法を確認する課題(2回)を実施する。
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定期試験
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35
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科目目標の達成度を確認する試験を実施する。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス、 情報処理と用語
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2.
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コンピュータの構成と 動作
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3.
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情報の表現方法 2値の表現、2進数から10進数への変換
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4.
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情報の表現方法 10進数から2進数への変換
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5.
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情報の表現方法 2進数と16進数の変換
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6.
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情報の表現方法 負の数と補数
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7.
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2値の算術演算
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8.
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情報の表現方法 浮動小数点方式、文字コード
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9.
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2値の論理演算
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10.
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論理演算と回路図
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11.
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論理回路と記憶
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12.
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最近のコンピュータ構成
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13.
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練習問題1 ・用語と計算の確認問題の実施
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14.
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練習問題2 ・記述問題の実施
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