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授業の概要
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本科目では、大学での学術的探究および将来の社会生活において不可欠な基盤となる「論理的思考力」と、それを他者に伝える「論理的表現力」の習得を目指す。大学での学びにおいは自ら問いを立て、確かな根拠に基づいて結論を導き出す姿勢が強く求められるため、そうした思考態度を身につけることも目的の一つである。 現代社会における情報の多様化や複雑化を背景に、単に情報を受け取るだけでなく、その真偽や質を見極め、自らの意見を論理的に構築するプロセスの重要性が高まっている。授業では、こうした背景を踏まえ、理論や型を学ぶ「講義」と、それを実践する「演習(個人・グループワーク)」の二部構成を基本とする。 具体的には、前半で「事実と意見の区別」や論理展開の基礎概念を扱い、思考の枠組みを作る。後半では、身近な事象を題材に、情報を多角的に分析・整理するスキルを養う。ここでは受講生同士の相互批評を取り入れ、独りよがりではない客観的な視点の獲得を促す。特に、自己の主張を筋道立てて展開する「論証」の技術に重点を置き、感覚や感情だけに頼らない、説得力のある意見表明ができることを目指す。
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この科目の到達目標
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・筋道の通った推論を用いて一貫性のある論理を組み立て、効果的に主張を展開できる。 ・ものごとを思考する際に漏れや重複が出ないようにする方法を身につけ、思考結果を検証することができる。 ・論理的な思考と表現の技術を活用して、自身とは違うバックグラウンドを持った相手と協働して活動することができる。
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成績評価の方法
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授業出席、授業外学習、小テスト、提出課題、定期試験により総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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授業の出席状況と、授業への参画度(意見表出、演習への取り組みなど)を評価する。
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授業外学習
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25
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授業外学習で定められたテーマへの取り組み状況から毎週の授業の理解度を評価する。
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小テスト
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15
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授業で扱った概念や用語についての理解度を確認するための小テストを3回実施する。
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提出課題
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10
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授業全体を振り返って作成されたまとめレポートを評価する。
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定期試験
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30
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実施する。論理構築に役立つ各種手法への理解度、および手法を正しく活用できるか否かを確認する。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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科目の概要を理解する
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2.
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二大論理構造を知る
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3.
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演繹法と帰納法を使いこなす
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4.
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集合と論証で筋道を立てる
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5.
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論理構築に「否定」を導入する
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6.
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適切に「分け」て論理性を高める
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7.
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レベルを「揃え」て構造を整える
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8.
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論理を「組み立て」て構造化する
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9.
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具体と抽象を行き来する
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10.
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説得力ある表現に落とし込む
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11.
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プレゼンテーションの効果性を高める
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12.
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論理展開の精度を上げる
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13.
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論理構築を実践する (総まとめ演習①)
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14.
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構築した論理を表出する (総まとめ演習②)
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