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年度 2026 
講義コード 12701802 
講義名 ことばのしくみと文化 
担当教員

森田 葉子

配当年次 1年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング IM-FMS-141 



授業の概要
本授業では、人の心を動かすことばがどのように生まれているのかを、「誰に・誰が・なぜ・何を・どう言うか」という編集の5つの視点から段階的に捉える。
ことばは、思ったことをそのまま表現すれば伝わるものではなく、情報を集め、相手や場面・目的によって選ばれ、届けられることで意味を持つ。日常会話やSNS、ニュース表現、文学作品、スピーチなどの具体的な言語表現を手がかりに、ことばの選び方や組み立て方が、理解・共感・行動にどのような影響を与えるのかを整理する。
また、日本語特有の表現文化や、多様な価値観を前提としたコミュニケーションのあり方にも目を向け、正しさだけでは人は動かない理由や、ことばが誤解や対立を生む場合と、関係や信頼を築く場合の違いについて考察する。
さらに、情報発信や対話の場面において、無意識に使われていることばの選択や省略が、どのように意味や印象を形づくっているのかを明らかにする。
こうした内容を通じて、「自分は何を言い、何を言わないのか」という判断のあり方を扱う。 
この科目の到達目標
・自分が何を言い、何を言わないのかを意識しながら、人の心を動かす言葉がどのように生まれているのかに関心を持ち、言葉の選び方や組み立て方について主体的に考えることができる。
・言葉の使われ方が、個人の感覚だけでなく、文化的背景や多様な価値観に支えられていることを理解し、他者の表現や価値観を尊重したコミュニケーションを取ることができる。
・日常やビジネスの場面を想定し、相手や状況を踏まえて言葉を選ぶことの重要性を理解し、その判断の理由を自分の言葉で説明することができる。 
成績評価の方法
授業出席、授業外学習、小テスト、課題提出により総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   40  % 授業への出席状況に加え、授業中の発言やコメントなど、授業への参画度を評価する。 
授業外学習   20  % 毎回定められたテーマに取り組んでいるか、その内容および達成レベルをもとに評価する。指示および提出はmanaba上で行う。 
小テスト   10  % 毎回の授業中に、講義内容の理解度を確認するための小テストをmanaba上で実施し、その理解度を評価する。 
提出課題   30  % ことばのしくみと文化に関する理解度と、学んだ内容をもとに考察できているかを評価する。指示および提出はmanaba上で行う。 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス/「心を動かすことば」とは何か 
2. 誰に言うか 
3. 誰が言うか 
4. なぜ言うか 
5. 何を言うか① 事実と意見を分ける 
6. 何を言うか② 視点が、同じ出来事の意味を変える 
7. 何を言うか③ 曖昧なことばは、どこから生まれるのか 
8. 何を言うか④ ことばは、自分をつくる 
9. 何を言うか⑤ ことばは、関係をつくる 
10. 何を言うか⑥ ことばは、リーダーをつくる 
11. どう言うか① 構造がないと、理解されない 
12. どう言うか② 削ることで、意味が立ち上がる 
13. どう言うか③ ストーリーが、感情を動かす 
14. どう言うか④ 表現と反復が、ことばを残す 


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