授業の概要
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経営とは、企業とは、人と組織をいかにマネジメントするか、マネジメント理論といった、企業のマネジメントにおいて欠かすことのできないトピックについて幅広く扱う。 企業におけるマネジメントは、単純ではない。様々な要素が複雑に関連しあっている。当授業では、複雑な企業行動を理解するために必要なトピックを学習することを通じて、実際の企業行動をマネジメントとの概念的な観点から理解することができるようになることを目指している。 履修する学生は、まずテキストを読み、重要事項を正確に理解することを目指してほしい。また、新聞や雑誌など各種メディアで取り上げられる日々の報道を通じて、「生きた経営の実態」に目を向け、自ら問題解決策を検討する姿勢を持ってもらいたい。これは、教えられるのではなく研究する姿勢を持つことによって実現できる。理論的概念的な知識だけではなく、それを実際の企業に当てはめて考え、理解することができるようになることを目指している。
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この科目の到達目標
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・経営学の基礎的かつ全般的な知識を得、理解できる ・獲得した知識にもとづき、今後個々が学修する専門領域を見出すことができる ・実在企業において日々起きている出来事、目の当たりにする事柄の本質を理解できる
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成績評価の方法
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授業出席、授業外学習の成果、小テスト、課題提出、定期試験により総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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出席回数に授業参画度を併せて評価する。
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授業外学習
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20
%
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授業内にて授業外学習による理解度を確認する。
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小テスト
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15
%
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講義内容、課題の理解度を問う中間テストを授業内にて実施する。
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提出課題
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15
%
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知識習得の度合い、習得した知識の応用を問う課題により評価する。 (未提出の場合は不合格)
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定期試験
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30
%
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経営学の基本的な知識の理解度を確認する。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンスおよび科目全体の概観
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2.
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大規模な株式会社における企業統治Ⅰ 経営と所有、コーポレート・ガバナンス
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3.
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大規模な株式会社における企業統治Ⅱ 機関設計、株主総会の変化と株式持ち合い
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4.
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日本型企業システム
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5.
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人と組織のマネジメント
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6.
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経営組織の形態Ⅰ 企業組織の職能分化
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7.
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経営組織の形態Ⅱ 具体的な組織形態
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8.
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経営組織の形態Ⅲ 経営戦略と組織形態の関係
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9.
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中間テスト
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10.
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伝統的な管理論
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11.
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ホーソン実験と人間関係論および近代的管理論
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12.
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行動科学にもとづく動機づけとリーダーシップの理論
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13.
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新しい組織論の分野
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14.
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総括
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