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年度 2025 
講義コード 12807001 
講義名 Webページの制作 
担当教員

遠藤 拡

配当年次 2年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング IM-SFC-CC-211 



授業の概要
 WebページはHTMLにより構成を定め、見た目をCSSで指定する。この授業では、演習によりHTMLとCSSを理解する。HTMLは開始タグと終了タグを使用して、ツリー構造を作る。CSSはセレクターによって、要素を指定して、スタイルを記述する。
 Webページを作成するには、市販のツールを使用して、HTMLやCSSを出力することもできるが、テキストエディターを使用して直接HTMLとCSSを記述することもできる。近年はシンプルなWebページが流行しており、直接HTMLとCSSを作成することが多い。ツールを使用する場合であっても、HTMLとCSSを知っているとツールの動作が理解しやすい。
 Webアプリの開発では、HTMLを動的に生成したりHTMLのドキュメントを操作したりするため、HTMLを知っていることが必要である。このWebアプリの開発を学ぶ「Webコンテンツ制作」を将来的に履修したい学生は、本科目にて基礎を学んでおくことを強く薦める。
 各回の講義では、テキストに沿ってキーポイントについて説明をし、テキストの指示に従って、Webページを作成する。第1回から第3回までの授業で、HTMLとCSSの概要を理解する。その後、第4回から第11回までの授業で個別の事項について解説する。第12回、第13回で、Webページ全体のレイアウト方法を学ぶ。最後の回でまとめる。
 また、Webを支える技術的な仕組みについても簡単に紹介する。 
この科目の到達目標
・最新のHTML仕様に従った、簡単なWebページを作成できる。
・Webページのソースを見て、HTMLの文書構造を読み取ることができる。
・Webに関連する技術的な仕組みの概要を理解し、それを説明できる。 
成績評価の方法
授業出席、授業外学習、提出課題と期末試験で評価する。
HTMLとCSSの役割を理解して、HTML/CSSを構成することができるかを評価する。
また、Webを支える技術的仕組みの理解度を評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   10  % 授業への意欲・参加度を評価する。 
授業外学習   30  % 各回の授業内容で紹介したWebで使用される技術的仕組みと用語、およびHTMLとCSSの理解度を評価する。 授業外学習の指示・提出は manaba で行う。 
小テスト   0  %  
提出課題   20  % HTML/CSSの文法を理解し、適切にHTML要素やCSSのセレクターを使い分けられているかを評価する。 
定期試験   40  % 授業内容の理解度を確認するため、時間外学習および復習用課題に類似した問題を出題する。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. Webページを作ろう 
2. HTMLとCSSの使い分け①:HTMLと要素 
3. HTMLとCSSの使い分け②:CSSとセレクター 
4. 文書構造の指定方法 
5. リソースの指定方法と、画像の挿入とページリンクの作成 
6. リスト・テーブルおよび入力フォームの作成 
7. CSSの書き方:文字や文章の修飾 
8. 色とその表現 
9. 余白の調整: マージンとパディング 
10. レイアウトを組む①: フレックスボックス 
11. レイアウトを組む②: グリッド 
12. Webサイトの制作①: シングルカラム 
13. Webサイトの制作②: 2カラム 
14. これからもWeb技術を学ぼう 


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