授業の概要
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WebページはHTMLにより構成を定め、見た目をCSSで指定する。この授業では、演習によりHTMLとCSSを理解する。HTMLは開始タグと終了タグを使用して、ツリー構造を作る。CSSはセレクターによって、要素を指定して、スタイルを記述する。 Webページを作成するには、市販のツールを使用して、HTMLやCSSを出力することもできるが、テキストエディターを使用して直接HTMLとCSSを記述することもできる。近年はシンプルなWebページが流行しており、直接HTMLとCSSを作成することが多い。ツールを使用する場合であっても、HTMLとCSSを知っているとツールの動作が理解しやすい。 Webアプリの開発では、HTMLを動的に生成したりHTMLのドキュメントを操作したりするため、HTMLを知っていることが必要である。このWebアプリの開発を学ぶ「Webコンテンツ制作」を将来的に履修したい学生は、本科目にて基礎を学んでおくことを強く薦める。 各回の講義では、テキストに沿ってキーポイントについて説明をし、テキストの指示に従って、Webページを作成する。第1回から第3回までの授業で、HTMLとCSSの概要を理解する。その後、第4回から第11回までの授業で個別の事項について解説する。第12回、第13回で、Webページ全体のレイアウト方法を学ぶ。最後の回でまとめる。 また、Webを支える技術的な仕組みについても簡単に紹介する。
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この科目の到達目標
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・最新のHTML仕様に従った、簡単なWebページを作成できる。 ・Webページのソースを見て、HTMLの文書構造を読み取ることができる。 ・Webに関連する技術的な仕組みの概要を理解し、それを説明できる。
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成績評価の方法
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授業出席、授業外学習、提出課題と期末試験で評価する。 HTMLとCSSの役割を理解して、HTML/CSSを構成することができるかを評価する。 また、Webを支える技術的仕組みの理解度を評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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10
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授業への意欲・参加度を評価する。
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授業外学習
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30
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各回の授業内容で紹介したWebで使用される技術的仕組みと用語、およびHTMLとCSSの理解度を評価する。 授業外学習の指示・提出は manaba で行う。
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小テスト
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0
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提出課題
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20
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HTML/CSSの文法を理解し、適切にHTML要素やCSSのセレクターを使い分けられているかを評価する。
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定期試験
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40
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授業内容の理解度を確認するため、時間外学習および復習用課題に類似した問題を出題する。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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Webページを作ろう
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2.
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HTMLとCSSの使い分け①:HTMLと要素
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3.
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HTMLとCSSの使い分け②:CSSとセレクター
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4.
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文書構造の指定方法
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5.
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リソースの指定方法と、画像の挿入とページリンクの作成
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6.
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リスト・テーブルおよび入力フォームの作成
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7.
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CSSの書き方:文字や文章の修飾
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8.
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色とその表現
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9.
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余白の調整: マージンとパディング
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10.
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レイアウトを組む①: フレックスボックス
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11.
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レイアウトを組む②: グリッド
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12.
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Webサイトの制作①: シングルカラム
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13.
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Webサイトの制作②: 2カラム
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14.
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これからもWeb技術を学ぼう
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