授業の概要
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この科目は、大学生として、文化の違いの原因をより本質的に学ぶ必要があるが、多くの摩擦のケースを用いて、実践的に学習できる。以下のステップで進めていく。 ①アジアの主な文化圏における宗教・価値観を理解することを基本とする。具体的には、南アジア、東南アジア、西アジア、東アジア、日本(比較の軸として)の順に沿って進める。 ②①を核として、各文化圏・国をベースに生まれた日常生活から芸術に至るまで、文化の違いと独自性を発見する。この学習によって、異文化が確実に存在していることと、違いを知ることの重要性をより深く理解できる。 ③異文化理解の基本知識を学び、各国の文化が互いに影響しあう部分やビジネスで見られる摩擦と対処方法なども確認する。 ④講義だけではなく、グループワークや課題などの形で異文化に興味を持つことと、問題解決的に考える力も重視する。多くのケース分析を通じて、学んだことを実践的に復習できる。同時に、自身の受容力の向上を確認できる。 以上の学習内容についての思考を出席課題や、授業外学習の形でmanabaに提出する。
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この科目の到達目標
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・アジア諸国・地域の文化の違いと共通性を再確認できる。 ・グローバル人材の第一歩である相互理解のチャンスに触れることができる。 ・多様な文化を理解し、グローバルな社会的変化に対応する柔軟な考え方を養うことができる。
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成績評価の方法
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定期試験、授業外学習と課題提出で、基本知識を把握したか、それぞれの文化圏の相違と人類が相互理解の基礎を認識できるか、現実問題に対しバランスの取れた自分の考えを持てるかで評価する。出席・授業への参画も評価の対象となる。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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40
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出席と授業への参画度で評価する。
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授業外学習
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20
%
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各文化圏のまとめをテーマとし、理解度で評価する。
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小テスト
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0
%
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実施しない。
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提出課題
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10
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授業で学んだ各文化圏の知識と異文化理解の概念を用いて正しく応用できたかで評価する。
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定期試験
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30
%
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定期試験期間中を期日とするオンラインテストで代替する(基本知識に関する理解度で評価する)。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス ・本科目の目的、内容の紹介、評価方法を確認する。
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2.
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アジア地域と主要国の概要 南アジアの文化① ヒンズー教の考え
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3.
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南アジアの文化② インド文化
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4.
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イスラーム圏の文化① イスラームの価値観
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5.
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イスラーム圏の文化② 生活習慣と世界遺産
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6.
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仏教文化① 仏教の価値観
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7.
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仏教文化② 生活習慣と世界遺産
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8.
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中華圏の文化① 中国の三大思想
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9.
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中華圏の文化② 生活習慣と世界遺産
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10.
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日本の文化① 外から見た日本文化
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11.
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日本の文化② 継承すべき日本文化
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12.
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異文化理解① 異文化理解に関する概念・理論
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13.
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異文化理解② 理論で考える異文化理解と東洋と西洋文化の比較
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14.
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異文化理解③ 復習・総括―ケースによる異文化理解の実践と応用課題の提示
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