授業の概要
|
|
2020年12月より日商簿記検定新試験が導入(ペーパーとネット試験併用)された。講義は演習を中心に、簿記技能の練成をめざす。併せて、各段階における演習問題(過去問題)を存分に取り入れながらペーパー試験、ネット試験、どちらにも対応できる技能も併せて習得していく。各プロセスにおける各自の理解度を確認しながら講義を進め、最終的に財務諸表の作成及び読み取りができるようになることを目指す。 「簿記入門」、「日商簿記検定3級対策講座」を続けて修得することで、結果的に日商簿記検定3級に合格するための必要な知識・技能を身につけることができるようになる。 本講義は、「日商簿記検定3級対策講座」で扱う商業簿記を題材に、中小の株式会社を中心とした簿記が対象であるが、大規模な株式会社などの企業で扱う簿記と共通する部分も多く、その基礎の前提にもなっている。引き続き「簿記応用」、「工業簿記」、「日商簿記検定2級対策講座」の履修を考えている学生は、連係している部分も多いため、、「日商簿記検定3級対策講座」でその基礎をしっかりと身に付けて、「簿記応用」、「工業簿記」、「日商簿記検定2級対策講座」に繋げていくとよい。
|
|
|
この科目の到達目標
|
|
・簿記会計の基礎知識と技法を習得できる。 ・日商簿記検定3級合格の実力が身に付くようになる。 ・3級合格を達成するとともに、より上級の資格への挑戦を目指す。
|
|
|
成績評価の方法
|
|
| |
日商簿記検定試験3級合格を達成目標とし、検定試験での得点、授業出席、授業外学習、課題提出により総合的に評価する。
|
|
|
|
|
評価方法
|
割合
|
評価のポイント
|
|
|
|
|
授業出席
|
20
%
|
授業中の取り組み姿勢などを踏まえて評価する。また、私語等は減点対象とする。
|
|
|
|
|
授業外学習
|
20
%
|
各週の授業で配布したまとめの課題により理解度を評価する。
|
|
|
|
|
小テスト
|
0
%
|
実施しない。
|
|
|
|
|
提出課題
|
10
%
|
課題の提出期日厳守、検定試験に出題される要点の整理ができているかなどを総合的に評価する。
|
|
|
|
|
定期試験
|
50
%
|
学外受験の試験結果で代替する(日商簿記検定試験)
|
|
|
|
|
(合計)
|
100
%
|
_
|
|
|
|
授業項目
|
|
| |
週
|
授業項目
|
|
1.
|
ガイダンス 簿記入門の復習①
|
|
2.
|
簿記入門の復習②
|
|
3.
|
貸倒れと貸倒引当金
|
|
4.
|
有形固定資産の取得と減価償却
|
|
5.
|
有形固定資産の売却
|
|
6.
|
費用・収益の前払い・前受けと未払い・未収
|
|
7.
|
精算表と財務諸表①
|
|
8.
|
精算表と財務諸表②
|
|
9.
|
法人税と消費税
|
|
10.
|
剰余金の配当・処分、帳簿の締め切り
|
|
11.
|
仕訳と仕訳日計表、証ひょう、訂正仕訳
|
|
12.
|
総合演習(模擬問題を解く)①
|
|
13.
|
総合演習(模擬問題を解く)②
|
|
14.
|
検定に向けての確認
|
|
|