授業の概要
|
|
コミュニケーションの問題を複雑にする要素として、人によって価値観、優先順位やコミュニケーションの癖が異なる。その違いを理解し、コミュニケーションの取り方を変える必要がある。そのためにコミュニケーションをフレームワークで捉え、相手を理解し、より効果的に相手に伝えられるようになることを目指す。 授業では相手が理解できるように論理的に自分の主張を伝えるだけでなく、どうすれば嫌な思いを双方抱かずに複数間で議論できるかのファシリテーションのスキルをグループワークで練習する。その際のワークテーマがクリティカル・シンキングで紹介した事柄の応用となり、復習と実践を兼ねた授業内容となる。 相手への配慮を抽象論で終わらせないために人の行動傾向をタイプ分類した理論を紹介し、その行動傾向毎に話の持って行き方を考えることでより具体的な「配慮」の示し方を練習し、その効果を毎回相互に評価し合う。 この授業のペアとなるクリティカル・シンキングの授業と合わせ、様々な場面での問題解決や、就活のグループディスカッションで効果的に貢献できるよう、理論紹介で終わらない実際の生活で役立つ授業を目指す。
|
|
|
この科目の到達目標
|
|
・物事を合理的、論理的に整理するだけでなく、自分の意見を相手に配慮して提示できる。 ・相手の行動傾向とコミュニケーションの癖を知ることで周りを動かすことができる。 ・実際に自分の生活に置き換え、部分的にでも学んだ知識とスキルを実行することで、自分の課題解決ができる。
|
|
|
成績評価の方法
|
|
| |
授業出席、授業外学習、実技評価、提出課題により総合的に評価する。
|
|
|
|
|
評価方法
|
割合
|
評価のポイント
|
|
|
|
|
授業出席
|
20
%
|
授業出席数、参画度、意欲、発言、取り組み姿勢を評価する
|
|
|
|
|
授業外学習
|
30
%
|
manabaにその週に学んだ事項に関する考察と生活での活用事例を書くことで応用度合いを評価する
|
|
|
|
|
小テスト
|
20
%
|
コミュニケーションの実技レベルを毎回のグループワークの中で相互評価を通じて評価する
|
|
|
|
|
提出課題
|
30
%
|
ミニPBLのプレゼン資料を通じて授業内容の理解度と活用度を評価する
|
|
|
|
|
定期試験
|
0
%
|
実施しない
|
|
|
|
|
(合計)
|
100
%
|
_
|
|
|
|
授業項目
|
|
| |
週
|
授業項目
|
|
1.
|
論理性を意識したアサーション練習
|
|
2.
|
相手の行動傾向に配慮したアサーション練習
|
|
3.
|
ピラミッド・プリンシプルを応用したアサーション練習
|
|
4.
|
論点整理する練習
|
|
5.
|
意見のすり合わせでの応用練習
|
|
6.
|
グループディスカッションでの応用練習
|
|
7.
|
グループディスカッションでのトラブルパーソンへの対応練習
|
|
8.
|
MECEの活用練習
|
|
9.
|
原因分析ロジックツリーの活用練習
|
|
10.
|
問題解決ロジックツリーの活用練習
|
|
11.
|
工程設計ロジックツリーの活用練習
|
|
12.
|
原因分析ロジックツリーのPBLへの活用練習
|
|
13.
|
問題解決ロジックツリーのPBLへの活用練習
|
|
14.
|
成果発表
|
|
|