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年度 2024 
講義コード 11206102 
講義名 ケースで学ぶ新事業の進め方 B 
担当教員

小杉 樹彦

配当年次 2年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MG-SSC-BM-201 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MG-SBP-SCM-201 



授業の概要
事業計画書(ビジネスプラン)とは、経営理念、経営方針、ビジネステーマと事業概要、市場・顧客分析、競合分析、ターゲット設定、価格設定、販売・仕入計画、資金計画、利益計画、推進組織体制、必要なノウハウや技術などから構成される。ビジネスプランは単なるアイデア倒れで終わってはならず、一方でただ儲ければよいということではなく、社会性や倫理性を重視しながら必要な項目を定性・定量的に分析した上で作成されねばならない。
この授業で事業計画書の基本的な作成方法を学ぶにあたり、ビジネスで役立つさまざまなフレームワークを解説した上で、実際に作業して修得する。また、Excel を用いて、貸借対照表、損益計算書、資金繰り表の作成も行う。そうした一連の流れを通じて、後期の演習科目「ビジネスプランの作成」のための基礎を固めることができるようになる。
なお、課題の提示や授業で利用するレジュメの配布は manaba を使用し、かつ授業外学習の指示・提出も manabaで行う。 
この科目の到達目標
・ビジネスプラン(事業計画書)の作成に関する最低限必要な基礎的知識を身につけることができる。
・ビジネスの様々なシーンで活用できるフレームワークを身につけることができる。
・パソコンを活用した損益分岐点分析などにより、財務分析の勘所を探ることができる。 
成績評価の方法
授業出席、授業外学習、提出課題、定期試験を総合的に勘案して評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 授業中の取り組み姿勢なども踏まえて評価する。 
授業外学習   20  % 授業の内容を理解しているかを評価する。 
小テスト   0  % 実施しない。 
提出課題   20  % 課題の提出期日厳守、内容などを総合的に判断して評価する。提出は manaba で行う。 
定期試験   40  % 定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(事業計画書に関する基礎的知識の理解度を確認する)。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. 本授業の概要把握
事業計画書の概要理解 
2. 事業コンセプト、
事業ドメイン、
経営ビジョンの理解 
3. ターゲティングならびに立地戦略の理解 
4. 経済環境分析の理解
情報収集の方法の理解 
5. 市場分析の理解
(PEST分析)
(業界構造分析) 
6. 市場分析の理解
(3C分析)
(ポジショニング分析) 
7. SWOT 分析とクロス SWOT 分析の理解 
8. マーケティング戦略の理
解と事例を基にした将来
展開の考察 
9. 売上の考え方の理解と
売り上げ向上策の検討 
10. 費用の考え方の理解と
費用の概算の把握 
11. 資金繰りの考え方
事例を用いた財務分析
(PC ソフトの活用) 
12. 財務分析(PC ソフトの活
用)による各自の事例の
シミュレーション実施 
13. 財務分析
(損益分岐点分析の理
解) 
14. まとめ
(授業全般の総復習) 


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