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年度 2024 
講義コード 11206501 
講義名 ケースで学ぶ経営分析 
担当教員

倉田 洋

配当年次 3・4年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MM-SBK-BTF-302 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MM-SBK-BTF-312 



授業の概要
授業の目的を踏まえて、本講座は以下のステップを踏んで学ぶように構成している。

第1ステップ  経営分析の基本(決算書(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の仕組みと関係性、そこから導き出される様々な経営指標の意味など)を習得する。

第2ステップ  実際の(上場)企業の経営指標の分析を通して、企業の安全性(倒産する心配はないかなど)、収益性(儲かっているか、効率的に経営されているか)、成長性(将来成長できるか)を考察する。

第3ステップ  業種毎に、各自で上場企業を選び、企業分析演習シートを用いて分析することにより企業の特徴を把握したうえで、簡易な上場企業の総合的な評価を試みる。

経営分析を行う対象企業には、本大学の就職先企業や受講者のふだんの生活に馴染みのある企業、あるいは、日本を代表するような企業を主体的に選び、各自が分析を行う。加えて、manaba による授業外学習にも、主体的に取り組んでくれることを期待する。
なお、授業外学習の指示・提出、および課題の提出は manaba で行う。最後に、当科目は企業財務および企業分析を目的とした3・4年生向けの後学期配当科目であり、特に4年生は安易に単位取得だけを目的とした当科目の履修を行わないこと、そして最後まで自律性を持って受講することを希望する。 
この科目の到達目標
・決算書の基本を理解し、会社の経営成績、財務状況について判断することができる。
・決算書の数字を用いて経営分析に必要な指標を計算することができ、それらの指標に基づき、分析することにより企業の安全性・収益性・効率性・成長性について評価することができる。
・グループ学習に積極的に参加し、総合評価シートを計画立案・協働しながら自己の意見を持つことができる。 
成績評価の方法
定期試験、課題提出、授業出席、授業外学習により総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 授業中に実施する毎回の課題を評価する。また、私語等は減点対象とする。 
授業外学習   20  % 事前に教材を予習したか、その達成度を評価する。 
小テスト   0  % 実施しない。 
提出課題   30  % 課題(企業分析演習シート20%)のテーマにどれだけ真剣に取り組んだかを確認する。 
定期試験   30  % 定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(経営分析全般に関する基礎知識の理解度と分析力を確認する)。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. 経営分析とは何か 
2. 決算について 
3. 財務分析
~安全性(比率) 
4. 財務分析
~安全性(回転期間) 
5. 財務分析
~安全性(具体例) 
6. 財務分析
~収益性(比率) 
7. 財務分析
~収益性(付加価値) 
8. 財務分析
~収益性(具体例) 
9. 財務分析
~収益性
(損益分岐点分析) 
10. 財務分析
~成長性 
11. 財務分析
~総合的分析 
12. 企業分析演習シート作成(1) 
13. 企業分析演習シート作成(2) 
14. 企業分析演習シート作成(3) 


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