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年度 2024 
講義コード 11207701 
講義名 地域ブランドの成功事例を学ぶ 
担当教員

藤岡 慎二

河村 昌美

配当年次 3年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MG-SUC-RR-301 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MG-SBP-UCR-301 



授業の概要
日本全国から海外まで含む地域活性化・地域ブランディングや社会課題解決の成功事例を学習する。事例として、離島・中山間地域(島根県隠岐郡海士町など)、都市近郊地域(北海道東川町など)、経済振興型(新潟県村上市など)、公民連携型(佐賀県武雄市など)、海外事例(ニューヨーク、サン=セバスチャンなど)を扱う。本授業では、事例を知識として修得するのみならず、各地の取組みが成果に結びついた理由や他の地域への適応可能性、新事業創造やイノベーション創出などについて経営学の観点から事例を「読み解く」「生み出す」プロセスを重視する。授業は、グループワークやクラスワークなど「対話と議論」を積極的に取り入れ、インタラクティブに進めていく。なお、授業内で取り上げる事例は、授業進行や最新の情報に基づいて適宜入れ替え、紹介順序を変更することがある。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。情報収集のため、毎回の授業にパソコンを持参すること。 
この科目の到達目標
・社会課題解決や地域創生の取組み事例について多様な情報を収集し、多角的に分析することができる。
・事例研究から社会課題解決や地域創生の成功のポイントを自分なりに導き、言語化できる。
・社会課題を解決する新事業やイノベーション創造するポイントを説明できる。
・経営学の専門知識を活かして「社会課題解決による新事業・イノベーション創出」「地域経営」とは何かを説明できる。 
成績評価の方法
授業出席、授業外学習、小テスト、提出課題の結果を総合的に評価する。
授業出席は、出席だけでなく、授業内でのアウトプットなど加味して評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   42  % 授業への出席のみならず、授業中のアウトプットも評価する。 
授業外学習   12  % ミニレポートを評価する。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。 
小テスト   25  % 総合確認テスト(全1回)の結果を評価する。 
提出課題   21  % 課題レポート(全1回)を評価する。 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス 
社会課題解決により新事業・イノベーション創出や地域創生の最新動向を概観する 
2. 事例1 
離島・中山間地域/
島根県隠岐郡海士町 :少子高齢化対策、教育改革 
3. 事例2 
離島・中山間地域/
徳島県神山町:企業誘致、人材育成 
4. 事例3
離島・中山間地域/
北海道下川町:エネルギー施策、経済の地域内循環施策 
5. 事例4
離島・中山間地域/
宮崎県新富町:農業の高付加価値化、スマートアグリ、ふるさと納税 
6. 事例5
都市近郊地域/
北海道東川町:国際交流、人口減少対策、リスキリング施策 
7. 事例6
経済振興型/
新潟県村上市 :商店街の活性化、組織改革 
8. 事例7
経済振興型/
新潟県新潟市:商店街の活性化、起業支援 
9. 事例8
公民連携型/
佐賀県武雄市:官民連携、企業による公共施設プロデュース、教育改革 
10. 事例9
公民連携型/
神奈川県鎌倉市:企業による地域活性化、シティプロモーション、教育施策 
11. 事例10
海外事例/
アメリカ合衆国 ニューヨーク市 :まちづくり、観光施策、 
12. 事例11
海外事例/
スペイン
サン・セバスチャン:食と観光によるまちづくり、官民学が共同した新事業・イノベーション創出 
13. 振り返り①
自己成長の確認 
14. 振り返り②
総合確認テスト 


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