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年度 2024 
講義コード 11321704 
講義名 キャリアを考える A 
担当教員

荒井 明

配当年次 1年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MM-CBS-CS-102 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MM-CBP-CP-102 



授業の概要
本学での学業を実り多いものとするためには、将来に向けたキャリア形成を考えることが重要である。キャリア(career)という言葉には、1.生涯、経歴、履歴、2.出世、成功、3.職業、生涯の仕事などの多義的な意味がある。したがってキャリアを考えるということは、「自分にとって人生とは何か」「どのように生きるべきか」「いかなる職業を選択すべきか」といった将来を見据えたテーマが含まれる。
本学の教育目標は、ビジネスのさまざまな領域で活躍できる有能な人材を育成することにあり、本学を卒業した時点で、十分に実務を行える能力を身につけていることが期待される。そのためには、まず、人生に対する主体的な姿勢を確立し、仕事や職業に就くことの意義を早期に認識することが大切である。そして、将来の目標と、その実現にはどのような能力が必要かを認識することによって、本学での学業の方向性や到達目標を明確にすることができると考える。 
この科目の到達目標
・自己のキャリアを考える上での基礎的な知識を有している。
・獲得した知識をもとに自己のキャリア形成に対する認識を深め、それについて記述することができる。
・多様なメディアを通して適切な情報収集ができ、また話を聞き、関心領域を広げることができる。
・自己のキャリア設計について深く考え、それを文章にまとめ、自分の言葉で表現できる。 
成績評価の方法
毎回の授業の理解度の達成度と課題レポート2回、授業外学習の確認テスト等により総合評価する。キャリアを考える上で必要となる知識を獲得し、自身のキャリア形成に対する認識を深めるには、毎回の授業に参加し思考する習慣を身につけなければならない。本科目の評価は授業出席の割合が高い。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   30  % 出席することを前提とし、受講態度、参画度、グループ内での発言等も評価の対象として考慮する。 
授業外学習   20  % 使用図書の指定した項目の理解の達成度を評価する。授業外学習の確認テストはmanabaで行う。 
小テスト   20  % 14Wに実施する授業外で学んだ授業外学習の確認テストと一般常識テストの結果を評価する。 
提出課題   30  % 課題レポート2回の内容および論理的構成力と文章力を総合評価する。 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. 基礎力測定テスト
(PROGテストの解説) 
2. “キャリア”とは何か
(キャリアの定義とキャリア教育の歴史) 
3. 働くことの意味
(労働の二面性とライフキャリアレインボー) 
4. 社会のしくみと働き方
(経済循環の仕組みと日本の借金) 
5. ライフキャリアデザイン“夢、希望、目標”
(希望のつくりかた) 
6. 社会が求める能力
(経済産業省の社会人基礎力とフィンランドの教育) 
7. 産業構造と成果主義
(三大雇用慣行と企業社会の変化) 
8. 「キャリア」に関する理論的アプローチ 
9. 自分の適性を知る
(自己理解のためのアセスメントの実施) 
10. 労働法の基礎
(労働に関する基礎知識の習得) 
11. 組織での働き方と職種
(組織形態とライン&スタッフ)と資格 
12. 自分の適性を知る
(アセスメントのフィードバック) 
13. キャリアダイアローグ(先輩と語る) 
14. まとめと振り返り(リフレクションとキャリアプランニング) 


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