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年度 2024 
講義コード 11322301 
講義名 マクロ経済学 
担当教員

山﨑 保継

配当年次 3・4年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MM-FLA-EC-322 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MM-SBK-BTE-304 



授業の概要
「経済学」は現実の経済社会をとらえる理論的枠組み(道具)である。
本講義は経済学理論の修得ではなく、経済を読み取る道具の獲得を目的とする。すなわち、高度な理論や微分・数列といった数学的展開に深入りすることなく、できるだけわかりやすい授業にしたい。
全14回の授業前半では、需要と供給、経済成長、貯蓄・投資、お金と銀行、失業、インフレ・デフレといった基本テーマを解説する。中間地点で前半のまとめの小テストを行い、後半はより実践的な経済変動やそれに対する経済政策、国際収支などを考える。最後はそれまでに学んだ”道具”を用いて、国際経済の現状を読み解く。
 授業は講師のオリジナル教材を使用する(教材の一部は事前にmanabaに掲載する予定)。
授業の進め方は、①毎回の授業を前後半の二つのパートに分ける。②前半パートでは、各回の授業項目に関する現実の実体経済の問題点を論じる。問題点に関わる最新の経済記事などを紹介しながら理解を深める。③後半パートでは、②の実体経済での問題点を「マクロ経済学モデル」を使って理論的に解説する。また【授業⇒授業外学習で復習⇒次回授業】を繰り返し、理解を深めることとする。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。 
この科目の到達目標
・マクロ経済学という「道具(理論的枠組み)」について説明することができる。
・「道具」を使って、経済的なニュースを企業の動き、経済政策、財政・金融、国際経済などと結びつけて考えることができる。
・「道具」を使って、発表される経済データから、経済の現状や今後の動向を予測することができる。 
成績評価の方法
提出課題、小テスト、授業外学習、授業出席により総合的に評価する。
授業内容の理解度と教材の活用度合いを重視して評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 授業態度や理解度も併せて評価する。質問などは授業参画度として考慮する。 
授業外学習   20  % 毎回manabaを使っての復習問題を出題し、その達成レベルを評価する。評価は累積する。 
小テスト   30  % 前半第1週~第7週までの理解度を確認し評価する。指定授業時間内に行う。 
提出課題   30  % 授業全体にかかるマクロ経済学という「道具(理論的枠組み)」の理解度と活用度を、授業外に課すレポートで評価する。 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス:
マクロ経済学とは
なにか。 
2. 三面等価
需要と供給 
3. GDP
経済成長 
4. 貨幣システム
お金と銀行 
5. 貯蓄・投資 
6. 失業・雇用問題 
7. インフレ・デフレ 
8. 小テスト 
9. 経済変動・景気 
10. 金融政策と中央銀行 
11. 財政政策と財政赤字 
12. 貿易・国際収支 
13. 国際経済・外国為替 
14. 世界のマクロ経済
授業全体の総括 


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