授業の概要
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ボランティアが日本に根付いて長い時間が経過している。その中で、1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災、あるいは国連による開発目標(MDGs/SDGs)の策定などを契機として、ボランティアや社会貢献活動は私たちの生活に欠かせないものとなってきた。その背景には、これまで私たちの生活を支えてきた国や自治体、あるいは企業によるサービスとは異なり、私たち一人ひとりが主体的に参加し、社会の課題を解決していく必要性の高まりがある。 授業では、ボランティア活動に関わる映像教材や実践例を通して、学生自らが自分たちの目線でボランティア活動を理解する。さらに、さまざまな分野で活躍する非営利組織(NPO)や非政府組織(NGO)の活動、あるいは企業倫理や企業の社会貢献活動(CSR)にかかわるゲストスピーカーに登壇してもらい、その活動に取り組む人たちについて詳細に理解する。ボランティア活動や社会貢献活動は、学生がひとりの人間として社会と対峙できる貴重な体験の場である。そこで、同世代の人たちが取り組む活動を紹介するなど、学生の目線で理解することを心がける。 なお、授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。
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この科目の到達目標
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・社会貢献活動・ボランティア活動に対する理解を深め、活動に取り組むことの今日的な意義・意味について説明できる。 ・さまざまな社会貢献活動・ボランティア活動の取り組み事例を通して、その活動の社会的背景や活動の担い手について理解し説明することができる。 ・さまざまな社会的課題に対して、自ら進んで主体的にかかわる態度を身につけ、将来のキャリア設計に活かすことができる。
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成績評価の方法
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授業の内容に対して課される課題、および学生が主体的に取り組む活動にかかわる課題を評価する。授業出席は積極的な参加も評価する。授業外学習では、学生の主体的な発展学習を評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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受講態度および授業に対する積極的な参加もあわせて評価する。
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授業外学習
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50
%
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授業内容についての予習・復習レポートの内容を評価する。また、学生の主体的な発展学習を評価する。
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小テスト
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10
%
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授業内容についての理解を確認する。
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提出課題
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20
%
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授業内容に対する理解と学生自身の主体的な取り組み姿勢を評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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_
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ボランティア活動についての基礎的理解
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2.
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震災とボランティア活動
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3.
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ボランティア活動の取り組み方
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4.
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ボランティア活動の事例(1):ボランティアセンター
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5.
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学生が取り組むボランティア活動
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6.
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ボランティア活動の事例(2):若者支援 NPO
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7.
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まちづくりとボランティア活動
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8.
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ボランティア活動の事例(3):まちづくりとユニバーサルデザイン
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9.
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企業の社会貢献についての理解
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10.
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ボランティア活動の事例(4):SDGs
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11.
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国際貢献と NGO の理解
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12.
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障害者支援とボランティア活動
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13.
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ボランティア活動の事例(5):障害者支援
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14.
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今後のボランティア活動に向けて
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