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年度 2024 
講義コード 11332601 
講義名 企業の提携と買収 
担当教員

光定 洋介

配当年次 3・4年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MM-SBK-BTF-304 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MM-SBK-BTF-314 



授業の概要
講義とケースと雑誌記事を使って授業を進める。
講義では提携及び買収(M&A)の①戦略、②価格、③方法を説明し、M&A全体像を理解させる。ケースでは学生が大学でホットドッグ屋を開業しM&A で成長していく架空のケースを題材にし、講義の内容の理解を深めさせる。また、雑誌記事では実際のM&Aの記事を読むことで、現実の企業経営におけるM&A戦略を理解させる。これらを通じて、提携及び買収(M&A) について、①戦略、②価格、③方法を理解させる。学生の視点にあったM&A ストーリーや実際のM&Aに関する新聞・雑誌記事を読むことで、①現実感のある講義を行い、②何故M&A についての理論が必要かを学生自らが考える動機付けをし、③M&A の目的、仕組み、企業評価などについて理解させ、最終的には④企業の経営戦略としてM&A の果たす役割についての理解を深めさせる。

[担当教員の実務経験]
投資ファンドにて、M&A前の案件発掘、戦略立案、買収スキーム検討、M&A中のデューディリジェンス(精査)・企業価値評価・契約交渉、M&A後の事業再生など全プロセスに従事。

[実務経験に基づく項目]
M&Aの目的、M&Aの制度、企業評価方法、M&Aと経営戦略、デューディリジェンス(精査)・M&Aスキームのメリット・デメリット、M&A の社会的意義(事業再生・事業承継)、M&Aの契約書、ESG・SDGsとM&A。 
この科目の到達目標
・企業の提携及び買収(M&A)の概要を理解し、同分野への関心を持つことができる。
・M&Aを考える上で特に重要なM&Aの①戦略、②価格、③方法について説明することができる。
・M&Aについての情報収集をし、その企業戦略について理解することができる。 
成績評価の方法
M&Aの①戦略、②価格、③方法に関する小テスト、授業外学習、課題、授業出席を下記割合で総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   25  % 授業の該当する週までに資料をダウンロードして一読して出席する(毎週)。 
授業外学習   25  % manaba上に授業を受けた感想(欠席した場合は新聞記事でのM&Aに対するコメント)を記載する(毎週)。 
小テスト   25  % M&Aの①戦略、②価格、③方法に関する理解度を中心に確認する(毎週)。 
提出課題   25  % M&A事案についての情報収集・分析力を評価する(第8週開始まで)。 
定期試験   0  % 実施しない 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. イントロダクションM&A とは何かということを、分かりやすく解説する 
2. 企業と経営権の移動
M&A の目的 
3. M&A の制度(敵対的・友好的買収) 
4. 企業評価方法について企業評価の方法(EV/EBITDA 法) 
5. 企業評価方法について(DCF(Discount Cash Flow)法) 
6. その他の企業評価方法EV/EBITDA 法、DCF法以外の企業評価の方 
7. M&A と経営戦略
水平統合、垂直統合の違いを理解 
8. デューディリジェンス(精査)・M&Aスキームのメリット・デメリットを整理 
9. M&A の社会的意義(事業再生・事業承継) 
10. M&Aの契約書 
11. 経営権とシナジー効果 
12. ESG・SDGsとM&A 
13. M&A戦略実現のために
(事例も交えながら) 
14. その他のM&Aに関する問題(MBO等) 


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