授業の概要
|
|
産業心理学は、発達心理学、性格心理学、社会心理学、学習・認知心理学、臨床心理学など心理学の各領域の基本的な知見をもとに、産業活動に携わる人々や組織について心理学的見地から探求する応用心理学の一部門である。 これを踏まえて、本科目では、主として以下のような内容で授業を行うこととする。 第1に、職業生活において非常に重要な要素となるモチベーションの心理メカニズムについての理解を深めることで、受講者自身のモチベーションの向上を図る。 第2に、最近の若者のキャリア形成上の問題について理解を深めるとともに、受講者自身のキャリア形成を促して将来の職業生活の糧とし、さらには当面の目標でもある就活力の向上を図る。 第3に、ビジネスにおけるコミュニケーションの重要性を理解するとともに、受講者自身のコミュニケーション力の向上を図る。 第4に、職場のメンタルヘルスについて学ぶことで、受講者自身の将来の仕事・職場適応力の向上を図る。
|
|
|
この科目の到達目標
|
|
・産業活動における人々の活動に関する心理学的な知見について理解することができる。 ・就職活動や職業生活に役立つモチベーションの高め方やコミュニケーション・スキル、ストレスマネジメント法等、心理学理論の知識を獲得することができる。 ・キャリア意識の発達について理解し、自分自身のキャリア形成について意識を高めることができる。
|
|
|
成績評価の方法
|
|
| |
授業への出席、毎回課す授業外学習の提出状況、提出課題、および定期試験によって、知識獲得への積極性や知識の理解度・定着度の観点で総合的に評価する。
|
|
|
|
|
評価方法
|
割合
|
評価のポイント
|
|
|
|
|
授業出席
|
20
%
|
授業への参画度を含めて評価する。
|
|
|
|
|
授業外学習
|
20
%
|
毎回、前週に提示された授業外学習の内容を確認・評価する。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。
|
|
|
|
|
小テスト
|
0
%
|
実施しない。
|
|
|
|
|
提出課題
|
30
%
|
授業前半で学んだ産業心理学に関する知識の理解度を、第7週に課す中間レポートで評価する。
|
|
|
|
|
定期試験
|
30
%
|
定期試験期間中を期日とするレポートテストで代替する(学んだ知識の理解度、及び知識を活用する意義の理解度を評価する)。
|
|
|
|
|
(合計)
|
100
%
|
_
|
|
|
|
授業項目
|
|
| |
週
|
授業項目
|
|
1.
|
ガイダンス 産業心理学総論
|
|
2.
|
モチベーションと職務満足
|
|
3.
|
認知とモチベーション
|
|
4.
|
目標や関係性とモチベーション
|
|
5.
|
キャリア形成とキャリア教育
|
|
6.
|
適性とキャリア形成
|
|
7.
|
現代のキャリア理論
|
|
8.
|
交渉力と説得的コミュニケーション
|
|
9.
|
消費者行動とマーケティング
|
|
10.
|
広告の心理
|
|
11.
|
リーダーシップと組織のコミュニケーション
|
|
12.
|
組織風土と組織の意思決定
|
|
13.
|
ストレスとメンタルヘルス
|
|
14.
|
総括
|
|
|