授業の概要
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本授業は、大きく3つのカテゴリで構成されている。第一に、会社の「組織構造」について学ぶ。4つの会社形態(合同会社、株式会社など)を学習した上で、その中でも重要な株式会社について深く学習する。株式会社を取り巻く利害関係者 (従業員、株主など) の存在と役割、経営戦略と組織体制(事業別組織、職能別組織など)の関係、経営に求められるガバナンスについて学ぶ。第二に、会社の活動を支える「人的資源(従業員)」とその雇用形態(正社員、契約社員など)、職種、各種制度(育児休業、在宅勤務制度など)、企業文化について学習する。その中で、終身雇用や年功序列に代表される「日本的経営」の特徴についても学習し、ジョブ型・メンバーシップ型、成果主義・能力主義など、組織を理解する上での基本となる概念を学ぶ。第三に、会社を取り巻く「規制および社会的要請」について学習する。具体的には、雇用や労働に関する主な法令(労働基準法、男女雇用機会均等法など)、ダイバーシティ、SDGs、ESGなどについて学ぶ。 本授業は、受講生の積極的な参加なくして成立しない。グループワーク、クラスワークに積極的に参加する意思をもって学習に臨むこと。授業外に一定の時間を要することを了解した上で履修すること。なお、詳細なスケジュールは第1回講義の際に提示する。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。
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この科目の到達目標
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・経営学の基本的な概念を理解し、基礎知識を修得している。 ・環境変化に対応しながら事業を維持・発展させていくための経営上の施策について自ら考え、提案することができる。 ・身近な商品・サービスや企業に関して興味関心を持ち、学修した知識を活用して考察を試みることができる。
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成績評価の方法
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授業出席、演習における積極性・参画度・貢献度、ミニレポート(全5回)、確認テスト(全12回)、レポート課題(全1回)、定期試験の結果を総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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28
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授業内外における参画度、貢献度も評価する。
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授業外学習
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20
%
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ミニレポート(全5回)を評価する。
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小テスト
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24
%
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確認テスト(全12回)の結果を評価する。
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提出課題
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13
%
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レポート課題(全1回)を評価する。
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定期試験
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15
%
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定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(学習内容の理解度・知識の修得度を確認する)
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス
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2.
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Ⅰ.組織構造 会社の形態
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3.
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会社の利害関係者 (ステークホルダー)
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4.
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株式会社の経営
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5.
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コーポレートガバナンス
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6.
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組織体制
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7.
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Ⅱ.人的資源 さまざまな雇用形態
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8.
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さまざまな職種
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9.
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日本的な経営
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10.
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企業文化
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11.
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Ⅲ.規制・社会的要請 雇用・労働に関連した法令等
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12.
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企業に対する 社会的要請(SDGs、ESG)
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13.
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ダイバーシティ経営
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14.
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総括、授業評価
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