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年度 2024 
講義コード 11401005 
講義名 会社のしくみ C 
担当教員

荒井 明

配当年次 1年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MM-SBS-FM-101 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MM-BBP-BB-101 



授業の概要
 本授業は、大きく3つのカテゴリで構成されている。第一に、会社の「組織構造」について学ぶ。4つの会社形態(合同会社、株式会社など)を学習した上で、その中でも重要な株式会社について深く学習する。株式会社を取り巻く利害関係者 (従業員、株主など) の存在と役割、経営戦略と組織体制(事業別組織、職能別組織など)の関係、経営に求められるガバナンスについて学ぶ。第二に、会社の活動を支える「人的資源(従業員)」とその雇用形態(正社員、契約社員など)、職種、各種制度(育児休業、在宅勤務制度など)、企業文化について学習する。その中で、終身雇用や年功序列に代表される「日本的経営」の特徴についても学習し、ジョブ型・メンバーシップ型、成果主義・能力主義など、組織を理解する上での基本となる概念を学ぶ。第三に、会社を取り巻く「規制および社会的要請」について学習する。具体的には、雇用や労働に関する主な法令(労働基準法、男女雇用機会均等法など)、ダイバーシティ、SDGs、ESGなどについて学ぶ。
 本授業は、受講生の積極的な参加なくして成立しない。グループワーク、クラスワークに積極的に参加する意思をもって学習に臨むこと。授業外に一定の時間を要することを了解した上で履修すること。なお、詳細なスケジュールは第1回講義の際に提示する。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。 
この科目の到達目標
・経営学の基本的な概念を理解し、基礎知識を修得している。
・環境変化に対応しながら事業を維持・発展させていくための経営上の施策について自ら考え、提案することができる。
・身近な商品・サービスや企業に関して興味関心を持ち、学修した知識を活用して考察を試みることができる。 
成績評価の方法
授業出席、演習における積極性・参画度・貢献度、ミニレポート(全5回)、確認テスト(全12回)、レポート課題(全1回)、定期試験の結果を総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   28  % 授業内外における参画度、貢献度も評価する。 
授業外学習   20  % ミニレポート(全5回)を評価する。 
小テスト   24  % 確認テスト(全12回)の結果を評価する。 
提出課題   13  % レポート課題(全1回)を評価する。 
定期試験   15  % 定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(学習内容の理解度・知識の修得度を確認する) 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス 
2. Ⅰ.組織構造
会社の形態 
3. 会社の利害関係者
(ステークホルダー) 
4. 株式会社の経営 
5. コーポレートガバナンス 
6. 組織体制 
7. Ⅱ.人的資源
さまざまな雇用形態 
8. さまざまな職種 
9. 日本的な経営 
10. 企業文化 
11. Ⅲ.規制・社会的要請
雇用・労働に関連した法令等 
12. 企業に対する
社会的要請(SDGs、ESG) 
13. ダイバーシティ経営 
14. 総括、授業評価 


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