授業の概要
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本科目は、リーダーシップの基本スキルを身につけた学生が対象である。プロジェクト学習(PBL)による課題発見・解決など、実践的なアクティブラーニングを通じて、実践的なリーダーシップの育成や発展を目標とする。 基礎科目としての「ワークプレイスの人間関係」では、上記の意味でのリーダーシップを育成するために「アクションラーニング(質問会議)」(=ALセッション)を使った。そこでは主に「メンバー」と「問題提示者」の立場でセッションを体験して、基礎的なリーダーシップを体験的に学んできた。 上記を踏まえて、本講座では、主にチームでの問題発見と解決へのリーダーシップを身に付けることを目標とする。具体的にはすぐにでも、ビジネス社会に飛び出して、その組織が抱えている問題にリーダーとして参加して問題解決とチームビルディングに貢献できる力を育成する。 併行して、「リーダーシップ」についてもジョン・P・コッターやロナルド・ハイフェッツなどの理論的な解説し、理論的な背景から裏付けする。なお、授業外学習の指示・提出は授業中やmanabaで行う。情報収集、また教材もmanaba上で配布するため、毎回の授業にパソコンを持参すること。(タブレット、スマホは推奨しない。)
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この科目の到達目標
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・プロジェクトを達成するスキルを理解し、リーダーシップを発揮してプロジェクトに協働して取り組むことができる。 ・リーダーシップについて理論的な理解を深め、初心者に指導することができる。 ・実践的なリーダーシップ・スキルを高め、周囲の人材を巻き込み、課題解決に協働して取り組みことができる。
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成績評価の方法
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授業外学習の具体的な指示はmanabaと授業中、提出はmanabaで行う。 以下に示したように、様々な視点から多くの課題を課す。それらを総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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28
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授業への参加度と貢献度を評価の対象とする。
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授業外学習
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42
%
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教科書を事前に読んできているかどうかを授業内レポートで確認する。
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小テスト
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0
%
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実施しない。
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提出課題
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20
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3回のmanaba への課題レポート提出で評価する。
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定期試験
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10
%
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定期試験期間中を期日とするレポートテストで代替する(授業に関する理解度を確認する)
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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全体構想の説明
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2.
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リーダーシップの5大理論
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3.
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リーダーシップを発揮しやすい環境作り 〜心理的安全とリーダーシップ〜
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4.
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リーダーシップと個性(trait)の理論
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5.
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ーダーシップの行動(behavior)の理論とリーダーシップ3要素について学ぶ①
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6.
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リーダーシップの行動(behavior)の理論とリーダーシップ3要素について学ぶ②
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7.
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リーダーシップ・メンバー・エクスチェンジ(LMX)理論①
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8.
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リーダーシップ・メンバー・エクスチェンジ(LMX)理論②
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9.
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特別講師講演
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10.
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ミニプロジェクト①ケース1:タバコをやめさせる
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11.
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ミニプロジェクト②ケース2:社長引退への説得
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12.
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ミニプロジェクト③ケース3:教育長を説得する
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13.
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トランザクショナル・リーダーシッ(TSL)とトランスフォーメーション・リーダーシップ(TFL)を学ぶ。
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14.
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最終の振り返り
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