授業の概要
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まず主要なビジネスモデルを概観し、各モデルがどのような顧客ニーズに着目し、どのように内外のリソースを組み合わせて価値を創造したのかについて学ぶ。結論から言えば、ビジネスモデルの起点は常に「顧客」である。顧客が既存サービスに対して言葉にならない不満を抱いている時、環境変化によって新たなニーズが創出された時が、新たなビジネスモデルが生み出される瞬間である。もっとも、顧客に価値を提供し、顧客が満足していたとしても、利益をあげることができなければビジネスとしては成立しない。そこで、いかに内外のリソースを組み合わせて価値を創出し、顧客に届けるか、その「しくみづくり」のポイントについて学ぶ。 授業内で取り上げることができるビジネスモデルの数は限られている。そこでつぎに、実社会に存在するビジネスをビジネスモデルの視点から分析する力を養う。この力を身につければ、目の前にあるビジネスがすべて学びの材料となる。 本授業は、講師が一方的に知識を伝達するのではなく、各ビジネスモデルについて顧客ニーズ、提供価値、価値創造のしくみ、対価を得るしくみなどについて、個人で考え(個人ワーク)、仲間と考え(ペアワーク、グループワーク)、クラス全体で考える(クラスワーク)ワーク中心の展開となる。したがって、本授業は、受講生の積極的な授業参加なくして成立しない。受講生のワークへの積極的な参加を期待する。詳細なスケジュールおよび取り上げるビジネスモデルは第1回授業で提示する。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。
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この科目の到達目標
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・アイデアをビジネスモデルに昇華するために必要なプロセスを理解している。 ・実社会のビジネスを「ビジネスモデルの視点」から分析し、説明することができる。 ・新たなビジネスモデルを生み出す意欲を有し、自分の未来に期待している。
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成績評価の方法
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授業出席、演習における積極性・参画度・貢献度、ミニレポート(全9回)、レポート課題(全1回)、定期試験の結果を総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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28
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全出席を前提とする。授業に対する積極性・参画度・貢献度も評価する。
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授業外学習
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36
%
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ミニレポート(全9回)を評価する。
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小テスト
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0
%
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実施しない。
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提出課題
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16
%
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レポート課題(全1回)を評価する。
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定期試験
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20
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定期試験期間中に筆記試験を実施する(学習内容の理解度・知識の修得度を確認する)。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス
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2.
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流通のビジネスモデル①
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3.
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流通のビジネスモデル②
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4.
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メーカーのビジネスモデル①
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5.
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メーカーのビジネスモデル②
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6.
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アパレルのビジネスモデル
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7.
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失敗から学ぶ
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8.
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外食のビジネスモデル
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9.
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ネットビジネスのビジネスモデル
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10.
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SNSのビジネスモデル
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11.
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広告モデル
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12.
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フリーミアムモデル
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13.
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知的財産モデル
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14.
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決済のビジネスモデル 授業評価
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