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年度 2024 
講義コード 11504701 
講義名 企業と環境 
担当教員

櫻井 恵里子

配当年次 2年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/オンデマンド型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MM-SBK-BTM-202 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MM-SBK-BTM-211 



授業の概要
企業をとり巻く環境は、企業の成長機会に影響を与えている。環境に適応し良好な関係をたもたないと、効果的な企業活動は維持できず、存続することもできなくなる。外部環境としては、一企業ではコントロールできないマクロ環境と企業活動と密接な関係をもつミクロ環境に大別することができる。強い競争力をもつ企業は、マクロ環境の変化に適応し、ミクロ環境にて緊密で良好な関係を築いている。
本講義では、この企業と環境の関係に焦点をあてる。特に、環境と良好な関係を築き独自の強い競争力をもっている企業、また環境の変化に柔軟に適応しながら成長している企業を取り上げ、具体的な事例を通して環境とどのように関係を築き、ビジネスの成功につなげているかを学ぶ。
構成としては、環境に適応することの重要性を経営戦略やマーケティングの観点からを明らかにしたうえで、マクロ環境の変化をとらえ、企業を取り巻く社会の課題を取り上げる。次にミクロ環境については、環境変化を捉える具体的なマーケティング戦略について取りあげる。続いて環境変化に適応した事例から、環境と戦略の関係性を捉える。さらに企業戦略の社会的側面に目を向け、CSR活動の事例、老舗企業、企業以外の組織事例から企業の成長や持続性を支える経営課題について整理する。
授業外学習の指示および提出はmanabaで行う。 
この科目の到達目標
・事業を取り巻く環境変化のトレンドや方向性をとらえることができる。
・企業を取り巻く環境・社会の課題を整理し、社会的課題の解決に向けどのような関係を築くべきかを考えることができる。
・企業の事例を理解することにより、環境変化に企業がどのように適応すべきかを検討することができる。 
成績評価の方法
授業の内容を理解しているか、(1)授業内・外の課題、(2)レポート、(3)定期試験 にて、下記の観点・割合で総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   25  % 授業確認の提出回数と出席課題の完成度も加味して評価する。 
授業外学習   25  % 事前・事後学習の内容を確認する。manabaに配布したフォーマットに即して記載し、提出すること。 
小テスト   0  % 実施しない。 
提出課題   20  % 課題に対する分析力、まとめ方、自分なりの意見や見方等を確認する。    
定期試験   30  % 定期試験期間中を期日とするレポートテストで代替する( 授業で説明した概念と理論に関する理解度を評価する) 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス
授業の目的と進め方 
2. マクロ環境の変化
-外部環境分析① 
3. マクロ環境の変化
-外部環境分析② 
4. マクロ環境の変化
-基本戦略 
5. マクロ環境の変化
-ケーススタディ①
グローバル化 
6. マクロ環境の変化
-ケーススタディ②
地球環境問題 
7. ミクロ環境との関係
-マーケティング戦略① 
8. ミクロ環境との関係
-マーケティング戦略② 
9. 環境と戦略の関係①
-多角化と資源展開 
10. 環境と戦略の関係②
-資源と戦略 
11. 企業の社会的責任
-戦略的なCSR 
12. ケーススタディ③
-病院組織 
13. ケーススタディ④
-老舗企業 
14. 外部環境と企業の関係-振り返り 


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