授業の概要
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今日の中小企業が置かれている経営環境を探りつつ、実際に企業の事例を紹介することで中小企業の魅力等について講義し、大企業と呼ばれる企業と何が異なるのかについて理解してもらう。講義の進め方としては、数回分で一つのテーマについて講義を進めることとなる。具体的には、「中小企業の概要」、「起業・創業」、「新事業進出」、「中小企業支援」、「事業承継」といった内容である。 また、行政によって実施されている中小企業政策や地域産業政策などより、昨今実施されているいくつかの諸制度や課題について紹介しつつ、学生の皆さんならどのような支援制度が必要か、もしくはあればよいか考えてもらう。
[担当教員の実務経験] 中小企業支援を行う資格である中小企業診断士を保有し、金融機関において中小企業支援に関わる業務に10年以上従事、起業・創業や新事業展開の支援を担当。
[実務経験に基づく項目] 起業・創業や新事業への展開への支援、中小企業政策を活用した支援。
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この科目の到達目標
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・中小企業が日本の経済を支えていることを理解できるようになる。 ・他の専門科目を受講した際に、企業経営の理解が促進されるようになる。 ・就職活動が始まった際に、業界研究・企業研究をスムーズに行うことができるようになる。
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成績評価の方法
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レポートを複数回課すので、その中より各人で選択して2回提出してもらう。また、毎回の小課題の提出、定期試験の3つより総合的に評価を行う。 なお、授業外学習の指示・提出は講義中のアナウンスやmanabaから行う。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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10
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毎回指定する課題や意見等を記入し提出する。
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授業外学習
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20
%
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事前事後課題の成果を質・量の両面から判断する。
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小テスト
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実施しない。
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提出課題
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30
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数回実施する事例紹介企業についてレポートを提出する。
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定期試験
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40
%
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定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(中小企業に関する基礎知識の理解度を評価する)。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス及び本学卒業生の中小企業への就職について
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2.
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日本経済における中小企業の現状について
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3.
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中小企業を経営する魅力の紹介
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4.
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起業・創業の現状について
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5.
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どのような人が起業・創業を選択するのか
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6.
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革新に挑戦し続ける中小企業の紹介
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7.
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どのような時に新事業分野に進出するのか
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8.
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中小企業政策等に基づいた支援の現状
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9.
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支援によってどのような効果があるのか。民間支援機関による支援の実情
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10.
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中小企業支援の必要性
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11.
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中小企業政策の歴史と現在の支援体制について
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12.
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事業承継はなぜ重要なのか
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13.
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事業承継の理解 (事業承継問題はどのように発生するか)
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14.
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事業を継続するために
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