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年度 2024 
講義コード 11508101 
講義名 デジタル・マーケティング論/デジタル・マーケティング 
担当教員

田村 修

配当年次 2年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/対面型 



授業の概要
講義の前半では、デジタルが私たちの生活に浸透してきた歴史的背景とそれに伴うライフスタイルの変化を学びながら、デジタルマーケティングの基本的な考え方を「トリプルメディア」の概念を踏まえて企業による実際の展開事例から説明をする。中盤ではデジタルメディアやソーシャルメディアで起きる問題(炎上やフェイクニュースなどの社会問題)に目を向け、デジタル社会で各自が身につけなければいけない「メディアリテラシー」について解説をする。
後半では「行動観察で消費者を知る」と講義題材を連携させ、グループインタビューから得られた仮説から、実際にデジタルコンテンツやサービスソリューションの企画立案に関する個人ワークを中心とした演習を行う。
この授業では座学だけではなく、グループ並びに個人の「演習(ワーク)」も行うため、受講する学生には授業中はもちろん、授業外においても相応量の活動が求められる。特に後半では、毎週講義内でのワーク課題への取り組みはもちろん、そのワークを授業外ではブラッシュアップすることが求められる。同時に、翌週の演習に向けた準備を行うことが必須となる。 
この科目の到達目標
・急速にデジタル化する社会の中で、ビジネスにおけるデジタル活用の潮流を把握する。
・デジタルメディア、ソーシャルメディア、Webサイトの方法論やフレームワークを学び、ビジネスや事業開発に必要な論理的な思考方法を身につけ応用することができる。
・社会のデジタル化により新たに発生する社会的な諸問題の原因を探り、リアル・ネットを問わず社会倫理にそった判断と行動をとることができる。
・ビジネス上の課題発見と、課題解決に向けた施策の検討が出来る。 
成績評価の方法
授業出席、授業外学習、小テスト、課題提出、定期試験により総合的に判断する。特に課題提出については、テーマに沿った思考と考察の過程と結果を重視する。課外学習の指示・提出はmanabaで行う。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   25  % 授業への参加態度、意欲、発言、取り組み姿勢、演習ワークのクオリティを合わせて評価する 
授業外学習   25  % 提示された課題や個人演習時の授業外学習への取り組み姿勢、並びに到達レベルを評価する 
小テスト   25  % manabaに提示する復習課題の取り組み姿勢、ならびに用語や概念の理解度を評価する 
提出課題   25  % レポート、ならびに個人ワーク課題の提出実績、情報収集力、発想力、文章構成力を評価する 
定期試験   0  % 実施しない 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. コミュニケーションのデジタル化と生活環境の変化 
2. デジタルマーケティングとトリプルメディア 
3. オウンドメディアとブランド体験 
4. ペイドメディアとメディアプランニング 
5. ソーシャルメディアによる生活者とのエンゲージメント 
6. ソーシャルメディアの引き起こす社会問題 
7. デジタルメディアリテラシーと企業倫理 
8. 演習A-1:Webコンテンツ企画の検討 
9. 演習A-2:Webコンテンツ企画検討と実制作 
10. 演習B-1:カスタマージャーニーマップの作成とサービス検討 
11. 演習B-2:サービスソリューション開発の企画プラン作成 
12. デジタルにおけるユーザーとの共創による価値作り 
13. デジタル社会におけるビジネスモデル 
14. AIとマーケティングの新しい関係、DX社会における新たなジョブとはなにか 


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