授業の概要
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◆【習得→活用→探究のサイクルによる学び】本授業では、戦後日本の歴史的な事柄を学びつつ(習得・活用)、過去・現在および未来の人々の「幸せ」について考えて、自分の意見や疑問を表明できるようにする(探究)。 ◆【戦後日本の社会史・生活史から学ぶ】かつてフロイトは「幸せ」について、「愛する人が幸せでいること」であると言った。つまり、幸せとは、成功・成果ではなく人間関係そのものを表しているとも言える。歴史は、人間同士のコミュニケーション(トラブル)を記録・記憶として残しているものでもあり、このような歴史を学び、そして様々な視点から「幸せ」について考えていく。 ◆【一方的な講義だけではない対話的学びの場】上記のような学びのために、教員による講義のみの授業はおこなわない(各授業で視点提示のための講義[ショートレクチャー]は随時おこなう)。多様な他者との対話(先哲および書籍などとの対話も含む)を通じて相違点・共通点に気づくことで学びが深まるので、テキスト以外の資料を読み込むことや他の受講者との意見共有の場づくりを実施していく。
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この科目の到達目標
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・【関心・意欲】社会に出て働き生活するうえで必須の常識となる戦後日本の歴史について関心を持ち、知識習得につなげることができる。 ・【関心・意欲】現在起こっている多様な問題について、その歴史的背景をふまえて考察し理解することができる。 ・【態度】現在にいたる政治・経済・社会などの状況を理解・考察することにより、変動の激しい現在を生きるための思考力・判断力・表現力を身につけ、社会の変化に主体的に対応することができる。
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成績評価の方法
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「授業出席」「授業外学習」「小テスト」「提出課題」を総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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28
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毎週、授業内で実施するB《活用問題》に取り組み、参加者同士で発表して、提出したものを評価する。
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授業外学習
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20
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毎週、授業外に課す復習問題(C《探究問題》)の小レポート(250字以上)作成と提出を評価する。
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小テスト
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30
%
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毎週、授業外に課す予習問題(A《習得問題》)の回答(動画閲覧を含む)と提出を評価する。
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提出課題
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22
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①【第7回】前半のまとめレポート、②【第12回】後半のまとめレポートの作成と提出を評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス 現代日本の歴史の授業で学ぶこと
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2.
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1945年 「現代」「日本」「歴史」とは?
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3.
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1950年 「幸せな生活」とは?
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4.
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1955年~73年 「結婚」「家族」とは?
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5.
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1955~73年 「消費社会」とは?
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6.
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1955~73年 「便利さ」とは?
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7.
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高度経済成長とは何だったのか
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8.
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1970~80年代 「働く」とは?
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9.
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1985年 「お金」とは?
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10.
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1989年~ 「昭和」から「平成」へ
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11.
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1995年 「安全」とは?
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12.
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バブル経済・景気とは何だったのか
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13.
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21世紀との架け橋
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14.
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現代日本の歴史と「幸せ」
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