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年度 2024 
講義コード 11608602 
講義名 オンライン・コミュニケーション A/ワークプレイスの人間関係 A 
担当教員

皆川 雅樹

配当年次 2年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MM-BBK-BP-202 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MM-BBK-BP-202 



授業の概要
本科目の主な内容は次のとおりである。
【第1~2週】コミュニケーションとは何か、マスク・コミュニケーションのデメリットについて考える。
【第3~6週】オンライン・コミュニケーションの方法について、アクションラーニング(質問中心の会議)を通じて考える。
【第7週】ここまでの学修内容について、今後の学修・キャリアにつなげられるように振り返り、リフレクション(内省)を行う。
【第8~10週】オンライン・コミュニケーションにおける伝え方(プレゼンテーション・面接)について、構成的グループエンカウンター(ホンネを表現し合い、それを互いに認め合う)を通じて考える。
【第11~13週】オンライン・コミュニケーションにおける人間関係づくりについて、ダイアローグ(対話)を意識したワールドカフェを通じて考える。
【第14週】ここまでの学修内容について、今後の学修・キャリアにつなげられるように振り返り、リフレクション(内省)を行う。

※アクションラーニング…現実の問題(緊急かつ重要なもの)を取り上げ、チームでその問題解決に対処するチーム学習法。そのプロセスにおいては、個人のそしてチームのリフレクションを重視する。チームでの話し合いは、基本的に「質問」をベースとしたものとなる。アクションラーニングコーチ(学習コーチ)は多様なチームチームメンバーとともに、チームとしての振り返りを促し、問題解決より学習に焦点をあてた介入をおこなう。また、問題の提示者は、必ず、セッションにおいて、次回までに行う行動計画を策定し、チームメンバーの同意をえる。

※構成的グループエンカウンター…ホンネを表現し合い、それを互いに認め合う体験のこと。この体験が、自分や他者への気づきを深めさせ、人とともに生きる喜びや、わが道を力強く歩む勇気をもたらす。

※ワールドカフェ…「カフェ」のようなリラックスした雰囲気の中で、 少人数に分かれたテーブルでダイアローグ(対話)を行い、他のテーブルとメンバーをシャッフルして対話を続けることにより、参加した全員の意見や知識を集めることができる対話手法。

※リフレクション(内省)…人材教育の分野では、業務をいったん離れて、自分の仕事の進め方、行動、考え方などを振り返り、自分を見つめ直すことを指す。そして、その結果をもとに直すべきところは直していき、次の活動につなげていく。 
この科目の到達目標
【知識・理解】コミュニケーションにおける聴き方、訊き方(質問する方法)、ファシリテーション、リフレクション、エンカウンター、ダイアローグに関する知識やスキルを身につけることができる。
【関心・意欲】コミュニケーションにおけるリフレクション(振り返り)を授業内外で活かし、自身のキャリア形成に対する意識に影響を与えることができる。
【関心・意欲】コミュニケーションにおけるアクションラーニング(質問中心の会議)、構成的グループエンカウンター(ホンネを表現し合い、それを互いに認め合う)、ワールドカフェによるダイアローグ(対話)の実践を通じて、自身にとって意味のある学びにつなげることができる。 
成績評価の方法
「授業出席」「授業外学習」「小テスト」「提出課題」を総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   28  % 各週の授業における取り組みを評価する 
授業外学習   28  % 授業に関わる事後学習を評価する 
小テスト   14  % 授業後のリフレクション(振り返り)を自分なりに文章化できたかを評価する 
提出課題   30  % ①前半のまとめ、②後半のまとめ、のレポート作成・提出で評価する。 
定期試験   0  % 実施しない 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス
コミュニケーションとは 
2. マスク・コミュニケーションの現在 
3. オンライン・コミュニケーションの方法①現状と課題 
4. オンライン・コミュニケーションの方法②対面との違い 
5. オンライン・コミュニケーションの方法③オンライン会議の運営1 
6. オンライン・コミュニケーションの方法④オンライン会議の運営2 
7. 前半のまとめ、リフレクション 
8. オンライン・プレゼンテーション①自己を知る 
9. オンライン・プレゼンテーション②自己を伝える 
10. オンラインでの人間関係づくり①オンライン特有の気遣い 
11. オンラインでの人間関係づくり②察することの限界 
12. オンラインでの人間関係づくり③オンラインと対面の違い 
13. 後半のまとめ、リフレクション 
14. 全体リフレクション 


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