授業の概要
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将来に向けたキャリア形成の選択肢として、観光業界への就職を考える場合、実際の現場で行われる観光実務とはどんなものか知っておく必要がある。また、観光業界で必要とされる能力、現状を知ることにより、個別に身につけるべき、「本学を卒業した時点でビジネスのさまざまな領域で活躍できる実務能力」を明確にする。 観光実務の主要な業務内容と基本的知識を講義形式で学んだ後、演習形式で観光産業における実務の位置づけを理解する。なお、演習については、個人による活動以外にペアワーク、グループ活動により実践的なコミュニケーション力を身につける。また、プロジェクト活動(受注型企画旅行)でのグループ活動を通じ、PDS(Plan-Do-See)サイクルを体験し、ビジネス実務能力及び観光業務遂行の方法を体得する。受注型企画旅行のプレゼンでは、企画内容だけではなく、海外で求められるマナーや注意すべきタブー、衣食住の異文化研究、外務省危険情報について発表する。 国際プロトコールの基本知識を学び、顧客へ伝えるべき情報を整理する。また、テーブルマナーの実践演習を行う。その際、実際のホテル仕様の食器、ナイフ、スプーン、フォーク、ナプキンを使用する。 なお、授業外学習についての指示、提出はmanabaで行う。
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この科目の到達目標
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・観光実務の事例研究と実践研究の関係を理解し、観光実務について説明することができる。 ・海外旅行の分野に関心を持ち、「新しい時代の旅行企画」について深く討議し、仲間と共に企画発表までの作業を協働で完成することができる。 ・異文化研究を通して異文化理解を実践し、コミュニケーション能力を修得できる。
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成績評価の方法
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授業への積極的参加、授業出席、授業外学習、小テスト、課題提出及び定期試験の結果により総合的に評価する。出席及び授業への参加度を重視し、個人課題とグループ課題の両方を評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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30
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授業中の積極的な発言、発表など参画度も合わせて評価する。
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授業外学習
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20
%
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授業外学習で求められた課題を毎回行ったかその内容を評価する。指示・提出はmanabaで行う。
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小テスト
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30
%
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各回の講義で説明している概念の理解度を評価する。。
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提出課題
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20
%
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事例研究及旅行企画についての情報収集・分析・改善提案力を評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス
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2.
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観光実務のとらえ方 ―関連資格の理解―
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3.
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観光実務のとらえ方 ―関連約款の理解―
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4.
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観光実務の実践とすすめ方 ―業務内容の確認―
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5.
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観光実務の実践とすすめ方 ―中間報告―
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6.
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観光実務の実践とすすめ方 ―最終報告―
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7.
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観光実務と国際マナー ―異文化理解―
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8.
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観光実務と国際マナー ―異文化研究発表―
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9.
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観光実務と国際マナー ―企画書の書き方―
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10.
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観光実務と国際マナー ―付加価値情報作成―
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11.
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観光実務ト国際マナー ―情報提供の方法―
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12.
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観光実務と国際マナー ―顧客への情報提供―
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13.
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観光実務と国際マナー ―プレゼンのあり方―
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14.
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観光実務と国際マナー ‐相互評価とふりかえり‐
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