授業の概要
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自然界や身のまわりにある色を例に、色彩のはたらきについて知るとともに、色彩が果たす役割や活用方法について考察する。実際に絵の具や配色カードを用いたカラーワーク(演習)を行い、色相環やトーンマップの作成を通して色の成り立ちを体感する。さらに、色を分類・整理して表現するための色の表示方法(カラーシステム)について学び、色を感覚的にとらえるだけでなく、客観的な視点をで色彩を活用するための基礎力を身につける。また、色を見るために必要な光とその性質、色をとらえる眼のはたらき、さまざまな色を作り出す混色など、色彩の活用に役立つ基礎理論を学ぶ。混色においては絵の具を用いてその原理を体感する。交通標識や案内サインなどの実例をもとに、「ユニバーサルカラーデザイン」についても解説する。また、色を効果的に意図したとおりに活用するために知っておくべき色彩心理、色の対比についても学ぶ。各回の授業および時間外学習では、学習内容に対応したカラーワーク(演習)と復習問題を行う。カラーワークでは、配色カード・絵の具・色鉛筆・PCなどを使用する。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。 ※3日間で前期14週分に相当する集中講座であるため、1日欠席(欠席5回分に相当)した場合は単位取得不可。
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この科目の到達目標
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・無数にある色を体系的にとらえる「ものさし」を修得し、色を的確に表現したり、色を識別する力を身につける。 ・色を扱う上で必要な色彩心理の基礎知識を修得し、意図した目的を誰にでも分かりやすく伝える配色ができる。 ・社会生活において用いる色や配色のはたらきを理解し、視覚コミュニケーションに対する見方や考え方を身につける。
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成績評価の方法
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授業出席、授業外学習、提出課題、終了試験(レポートテスト)から下記のウエイトで評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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45
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出席状況および授業内で行う演習課題への取り組みを評価する。
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授業外学習
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20
%
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演習課題および復習問題への取り組みを評価する。
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小テスト
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0
%
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実施しない。
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提出課題
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20
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テーマに対する取り組みと達成レベルで評価する。
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定期試験
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15
%
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授業外に課すレポートテストで代替する(授業で学んだ事項の理解度を確認する)
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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オリエンテーション 色のはたらき (1日目)
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2.
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色の分類 三属性・トーン (1日目)
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3.
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トーンマップ作成 (1日目)
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4.
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色の成り立ち (1日目)
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5.
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トーンの成り立ち (1日目)
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6.
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光と色 照明と色の見え方 (2日目)
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7.
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眼のしくみ (2日目)
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8.
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色の見えやすさ (2日目)
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9.
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混色 (2日目)
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10.
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色の心理効果 (3日目)
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11.
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配色イメージ (3日目)
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12.
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色の視覚効果 (3日目)
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13.
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言葉による色表示 (3日目)
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14.
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総復習・まとめ (3日目)
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