授業の概要
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まずは「観光」とは何かという言葉の定義からはじめ、観光の歴史、現在の様々なツーリズムについて学ぶ。その後、観光ビジネスのプレイヤーである旅行業、宿泊業、交通運輸業(鉄道、航空、バス、タクシーなど)、テーマパーク、博物館の立場から観光ビジネスを考える。さらに国や地方公共団体の立場から観光政策についても学習する。 授業の構成としては、①コメントシートをもとに前回の授業の振り返り、②講師による解説と問い、③講師の問いを受けてグループでの話し合い、④グループの話し合いを受けて自分の考えをコメントシートに書いて提出という流れとなる。 事前課題に関する回答を各自が持ちより、グループで討議することで、自分以外の視点や考え方に触れ、様々な角度から物事を見ることを学ぶ。観光に関するテーマについて必ずプラス面とマイナス面があるので、両方の視点から考えながら、最後は自分としての立場、考えを選ぶようにしていく。観光に関する素朴な疑問を「問い」に昇華し、仮説、検証を繰り返していく授業にしていく。
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この科目の到達目標
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1)観光や観光ビジネスに関する基本知識や専門用語を理解し、説明することができる。 2)観光や観光ビジネスが地域や経済へ与えるプラス面とマイナス面の影響を客観的に分析することができる。 3)観光や観光ビジネスに関する情報を検索・収集し、独自の視点で分析・評価・考察をおこないレポートにまとめることができる。
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成績評価の方法
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定期試験、課題提出、授業外学習、授業への出席・参画度、コメントシートなどにより総合的に評価を行う。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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25
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グループ討議での積極的な発言など授業への参画度およびコメントシートも合わせて評価する。
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授業外学習
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20
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授業内容についての予習・復習状況を確認する。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。
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小テスト
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0
%
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特になし
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提出課題
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30
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観光に関する概念や理論を用いて課題を解決する為の分析力や情報収集力を評価する。13回目の授業でグループ内で発表し、メンバーからフィードバックを受けての気づきも評価の対象とする。
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定期試験
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25
%
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定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(講義内容の理解度と応用力を確認する)。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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オリエンテーション
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2.
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観光に関わる言葉と観光のしくみ
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3.
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日本の観光の概況 観光の歴史的背景から
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4.
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様々なツーリズム
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5.
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様々な観光ビジネス① 旅行業
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6.
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様々な観光ビジネス② 宿泊産業
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7.
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様々な観光ビジネス③ 交通運輸業
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8.
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様々な観光ビジネス④ テーマパーク、スキー場、美術館・博物館、道の駅など
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9.
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海外旅行(アウトバウンド)と 訪日旅行(インバウンド)
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10.
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観光の情報とマーケテイング
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11.
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国の観光政策と観光行政、日本版DMO
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12.
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地域交流ビジネス
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13.
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(中間レポート発表) ツーリズムおよび観光ビジネスのプレイヤーから観光ビジネスを考える
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14.
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全授業のまとめ
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