授業の概要
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本講義では、現代社会においてさまざまな消費現象が見られるが、それらの現象が私たち生活者にとってどのような意味を持っているのか、「個人としての消費者」、「社会としての消費者」の両面から意味解釈を試みる。このような消費現象は、私たち生活者の消費行動においてニーズや価値観の共有化が進んでいくにつれ、消費の流行現象を招くことになる。そこで、この消費の流行現象について、具体的な企業事例や環境心理学分野で用いられている顧客参加型の調査手法などを活用して分析を試みていく。 また、このような消費の流行現象と私たちの身近な生活様式(衣・食・住・遊)を関連づけながら考察を進めるとともに、自分自身のライフスタイルとのかかわりを探り、これからの私たちの消費生活や消費行動に対して新たな発見ができるような感性を養うことを目指す。 構成としては、消費現象と文化の関係性を、個人としての消費者、社会としての消費者の両面から明らかにする 企業の具体的なマーケティング活動を消費者心理や環境心理の観点から明らかにする。 なお、授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。
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この科目の到達目標
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・現代社会における様々な消費現象の意味を理解することができ、またその意味解釈の方法や手法を習得することができる。 ・我々の身近な生活様式(衣・食・住・遊)について理解し、自身の生活様式を見つめ直すことができる。 ・自己のライフスタイルとのかかわりを探り、これからの消費生活に対して新たな発見ができるような感性を持つことができる。
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成績評価の方法
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定期試験、レポート課題提出、授業出席、授業外学習の確認により、総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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25
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授業確認の提出回数と出席課題の完成度も加味して評価する
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授業外学習
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25
%
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授業外学習として、次回の授業までに復習をかねてミニレポートを記述・作成し提出する。
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小テスト
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0
%
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実施しない。
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提出課題
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20
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課題に対する分析力、まとめ方、自分なりの意見や見方等を確認する。
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定期試験
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30
%
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定期試験期間中を期日とするレポートテストで代替する( 授業で説明した概念と理論に関する理解度を評価する)
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス オリエンテーション
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2.
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消費文化概論 1「個人としての消費者」
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3.
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消費文化概論 2「社会としての消費者」
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4.
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消費文化各論 1-1「遊(余暇)の生活様式の現状と動向」
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5.
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消費文化各論 1-2「遊(余暇)の事例研究」
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6.
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消費文化各論 2-1 「食の生活様式の現状と動向」
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7.
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消費文化各論 2-2 「食の事例研究」
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8.
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消費文化各論 3-1 「衣の生活様式の現状と動向」
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9.
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消費文化各論 3-2 「衣の事例研究」
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10.
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消費文化各論 4-1 「住の生活様式の現状と動向」
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11.
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消費文化各論 4-2 「住の事例研究」
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12.
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消費文化現象の考察と実践 1「タウンウォッチングからの発想」
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13.
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消費文化現象の考察と実践 2「タウンウォッチングによる考察と実践」
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14.
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消費文化論のまとめ 「私たちのライフスタイルと消費文化」
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