授業の概要
|
|
経済環境の変化は、私たちの社会生活や職業生活に大きな影響を与えている。この私たちをとりまく経済環境の変化は、国内の政治・社会状況だけではなく、広く世界のビジネス活動の動きにともない変化するものでもある。単に、日々の変化を新聞・テレビ・Webなどから情報収集するだけでなく、変化をもたらしている要因の位置づけと本質的な因果関係を理解し、経済の根本を動かしているメカニズムとその流れを知ることが大切になってくる。 この講義では、①日本経済の姿、②雇用・産業・企業の動き、③経済政策のポイント、④財政・金融の課題、⑤日本経済の構造的課題、⑥世界の中の日本経済、の順で上記の理解を深めていく。また、現実に起こっている経済事象や時事問題の重要と思われるテーマについての解説も予定している。予習・復習は、manabaで行う。毎回の授業の後に、manabaに出題されている問題を解くことで、授業に必要な基本的な経済知識を学習できる。 経済理論中心でなく、あくまで経営学部生にとっての経済、すなわち企業戦略の一段上位の目線で行っていく。
|
|
|
この科目の到達目標
|
|
・日本経済を体系的に理解し、現状と課題を説明することができる。 ・経済的なニュースを雇用・産業・企業の動き、経済政策、財政・金融、構造的課題、国際経済などに結びつけて考えることができる。 ・発表されている経済データを使って今後の経済動向を探り、ビジネスの予測をすることができる。
|
|
|
成績評価の方法
|
|
| |
定期試験、小テスト、授業外学習、授業出席により総合的に評価する。経済知識の基本的事項の習得を評価する。なお、小テストおよび定期試験(授業外レポート)を履修要件とする。
|
|
|
|
|
評価方法
|
割合
|
評価のポイント
|
|
|
|
|
授業出席
|
20
%
|
授業毎のテーマに沿った用語や知識に関する理解度を中心に評価する。
|
|
|
|
|
授業外学習
|
20
%
|
manabaを使っての予習・復習を評価する。
|
|
|
|
|
小テスト
|
20
%
|
中間テスト:前半の理解度を評価する。
|
|
|
|
|
提出課題
|
40
%
|
定期試験期間中を期日とするレポートテストで代替する(授業全体にかかる基本的用語や知識に関する理解度をレポートテストで評価する)。
|
|
|
|
|
定期試験
|
0
%
|
実施しない。
|
|
|
|
|
(合計)
|
100
%
|
_
|
|
|
|
授業項目
|
|
| |
週
|
授業項目
|
|
1.
|
日本経済を見る視点
|
|
2.
|
日本経済の姿(1) 経済の規模と成長
|
|
3.
|
日本経済の姿(2) 消費・貯蓄・所得
|
|
4.
|
雇用・産業・企業(1) 雇用・失業
|
|
5.
|
雇用・産業・企業(2) 産業・企業の役割
|
|
6.
|
経済政策(1) 経済政策とは何か
|
|
7.
|
経済政策(2) 経済政策の課題
|
|
8.
|
前半のまとめ小テスト
|
|
9.
|
財政・金融(1) 財政の現状と課題
|
|
10.
|
財政・金融(2) 金融の基礎知識と金融政策
|
|
11.
|
日本経済の構造(1) 構造的な課題
|
|
12.
|
日本経済の構造(2) 社会保障制度、資源・環境問題、食糧、
|
|
13.
|
世界の中の日本(1) 国際経済の基礎知識
|
|
14.
|
世界の中の日本(2) 欧米・アジア経済 まとめ
|
|
|