シラバス参照

年度 2024 
講義コード 11613901 
講義名 中小企業のための予防法務 
担当教員

齊藤 聡

配当年次 3・4年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MM-SBK-BTM-304 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MM-SBK-BTL-304 



授業の概要
実際の事件から予防法務としての企業法務を学ぶことになる。実務的に、法的な問題点とその対処法を解説する。具体的には、ケーススタディで実際に起こりそうな事件を想定し、解決策を見つける方法で学習する。最近は、契約で物事を考える傾向が強い。裁判に持ち込んで、紛争を解決する人が増えている。経営と法律を一体化させ、リーガルリスク・マネジメント習得を基本理念に、コンプライアンス(法令遵守)と予防法務の実践を考える。トラブルを事前に予防できれば、解決に向けて、効率的な経営判断が実現する。具体的行動を事例における対応法から学ぶ。経営者は、倫理的行為を支援するシステムを経営に取り入れている。この部分も、経営倫理実践の現実と教訓を具体例に示しながら、直ぐにでも応用できる形で解説する。比較的新しい立法は、実務の変化を伴うので、その最新情報をインターネットで入手する方法を説明する。予習・復習は、manabaで行う。毎回の授業の前後に、manabaに出題されている問題を解くことで、授業に必要な基本的な法律知識を学習できる。 
この科目の到達目標
・法律に従った営業活動を理解し、仕事上予測される通常時のトラブルを回避することができる。
・社会生活における、契約、雇用、保証、結婚、相続等の常識に対する法的なを知識を持ち、諸問題に対応することができる。
・経営に役立つ法律関連情報(法改正・判例)をネットを使って入手することができる。 
成績評価の方法
定期試験、課題提出、授業出席、授業外学習により総合的に評価する。授業中に取り上げた具体的な事例を参考とした、企業活動時に起こりうる法的問題の対応能力を評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 授業への参画度を評価する。 
授業外学習   20  % manabaを使っての予習・復習を評価する。 
小テスト   0  % 実施しない。 
提出課題   20  % 法令の調査の方法、基本的な法律用語の理解度を確認する。 
定期試験   40  % 定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する( 法律の基本的な知識力、トラブル時の対応姿勢を重視する。文章力も対象とする) 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. 授業進行と教育目標
ネット検索の手法 
2. 契約で結ぶ人間関係 
3. 意思表示と法律行為 
4. 不動産取引 
5. 交通事故とその対処
医療事故 
6. 消費者契約法
製造物責任法 
7. 雇用トラブル 
8. 労働組合 
9. 家族に関する法律 
10. 企業と法律
個人情報保護法 
11. 取締役の基本的義務 
12. 経営倫理の推進 
13. 紛争の解決 
14. 法律の概要 


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