授業の概要
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本科目は、大きく2つのフェーズに分けて授業が進む。まずは学習理論や動機づけ理論など、ビジネスコーチングに関わる背景理論・考え方からメンバーを動機づけるコミュニケーションの取り方まで、広くビジネスコーチングの具体的な手法やスキルを学ぶ。そのうえで、ここまでの学びを踏まえ、学生はグループ単位でテーマを選び、自らが社会人の先輩社員の立場で仮想の新入社員を対象に、様々な調査や仮説構築を通じ『コーチングプログラム』を制作し、それを模擬講義の形で発表する。『コーチングプログラム』については、調査・制作期間が短い中でも様々なツール(動画・静止画・チェックリスト・事例演習等々)を使って、新入社員の学習が促進されるように最大限の工夫を凝らす必要がある。従って履修者には、積極的な姿勢で本授業に臨むことを期待する。 資料の提示、授業外の課題等の提出は manaba を利用する。特に、各種事務連絡等はコースニュースを利用するため、随時チェックすること。
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この科目の到達目標
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・企業の人材開発活動におけるコーチングの位置づけについて理解し、的確に説明することができる。 ・ビジネスコーチングスキルの各種スキルや関連理論について理解し、的確に説明することができる。 ・学習したビジネスコーチングスキルを、今後の自らの実生活(アルバイトや就職活動を含む)や他者との様々な協働場面において実践することができる。
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成績評価の方法
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授業出席、授業外学習、提出課題、定期試験から下記のウエイトで評価する。なお、授業出席については、出席だけでなく、授業内での発言など、クラス全体への貢献度も加味して評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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30
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講義の出席状況に加えて、受講態度、演習への取り組み姿勢も評価する。
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授業外学習
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20
%
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予習課題・復習問題の取り組み状況を評価する。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。
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小テスト
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0
%
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実施しない。
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提出課題
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20
%
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課題の提出期日厳守、努力レベル、完成度などを総合的に評価する。
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定期試験
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30
%
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定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(ビジネスコーチングに関連する基礎的知識と実践的知識の理解度を確認する)。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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企業における人材育成・ビジネスコーチングとは
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2.
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人材開発と能力開発について/人材開発の方法としての OJT について
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3.
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ビジネスコーチングの全体像の把握/育成と学習について
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4.
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コーチングのステップと学習との関係/動機づけ理論とコーチングについて
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5.
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内発的に動機づけるためのコーチングスキル①「状況説明のスキル」「発問のスキル」
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6.
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内発的に動機づけるためのコーチングスキル③「傾聴のスキル」「スキルの実践方法」
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7.
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グループ毎での発表テーマの選定と調査および仮説構築
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8.
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グループ毎での発表資料の作成
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9.
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グループ毎での発表資料の作成
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10.
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グループ毎での発表資料の完成
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11.
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発表1 ~指定グループ
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12.
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発表2 ~指定グループ
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13.
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発表3 ~指定グループ
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14.
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発表4 ~指定グループ 学習内容のふりかえり
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