授業の概要
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日本のGDPにおける約20%はメーカー(製造業)が占めており主要産業である。大学卒業者の就職先としてメーカーは常時10%以上をキープしトップクラスに位置付けられ、就職活動にあたり業界や企業の研究にも役立つ。QCD管理を通じて生産性の維持向上に取り組むためには、製品の生産活動に必要な原材料や部品、製造機械や設備、作業者の労働力などの経営資源をムリなく、ムダなく、ムラなく計画的に活用することが重要である。需要の予測→製品の企画・設計→資材の管理→設備・人員の管理→品質管理・改善のプロセスからなるQCD管理の技法を食品・アパレル・電子部品・自動車等のメーカーで活躍する社員の実務から学ぶ。基礎演習では、事例を通じてQCD管理の必要性を確認できる視点を身につける。教員が用意した事例に加えて、過去の履修生がレポートしたリアルな事例からも学ぶことにより、実際のビジネスシーンで通用するレベルまで理解が深まる授業である。
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この科目の到達目標
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・生産管理の仕事を生産性とQCD管理の視点で、他者にわかりやすく説明することができる。 ・需要予測、製品企画、資材管理、設備・人員管理、品質管理の各プロセスを理解し、その必要性と具体的な実務を他者にわかりやすく説明できる。 ・各プロセスを一連の流れでとらえて、抜け漏れダブりなく生産計画を立案することができる。 ・生産統制の視点で、立案した生産計画と実績との差異を理解し、生産計画を修正することができる。
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成績評価の方法
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授業への参加、授業外学習の取組み状況、小テスト、提出課題の結果を総合的に判断する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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授業出席並びに、質問・意見等も評価対象とする。
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授業外学習
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20
%
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その週の授業に関連した問題を出題し理解度を評価する。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。
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小テスト
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30
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各回の講義内容を踏まえた応用力を確認する。
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提出課題
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30
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第5週目までの授業に関連したレポートを課す。理解度、考察力などを評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない
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(合計)
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100
%
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_
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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製造業を取り巻く環境を生産管理の視点から学ぶ
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2.
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QCD管理の必要性を学ぶ
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3.
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生産性向上の基本的な考え方を学ぶ
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4.
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生産計画の必要性と種類を学ぶ
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5.
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生産統制の必要性と方法を学ぶ
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6.
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基礎演習① 需要予測を学ぶ
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7.
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基礎演習② 製品計画を学ぶ
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8.
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基礎演習③ 資材管理と在庫管理を学ぶ
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9.
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基礎演習④ 資材管理における購買管理と外注管理を学ぶ
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10.
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基礎演習⑤ 設備・人員管理を学ぶ
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11.
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基礎演習⑥ 品質管理を学ぶ
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12.
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基礎演習⑦ 改善の手法を学ぶ
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13.
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小テスト
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14.
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提出課題レポートに対するフィードバック
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