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年度 2024 
講義コード 11617801 
講義名 ソーシャルメディアの活用 
担当教員

志塚 昌紀

配当年次 3年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MG-SUC-MC-304 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MG-SBP-UCM-304 



授業の概要
ソーシャルメディアは、情報化した現代社会において欠かすことのできないコミュニケーションツールである。私たち個人にとっては単にコミュニケーションツールの一つであるが、利用する私たちを集合として捉えると、ソーシャルメディア上の投稿は、蓄積されたデータとしての意味を持ち始める。
 本科目で扱うテーマは、 (1)情報収集と編集、(2)ソーシャルメディアの特性と問題、(3)ソーシャルデータの分析と提案 の3つである。 (1)情報収集と編集では、日常的に活用している検索エンジンや各種データベース、生成型AI等の高度な活用を実践するとともに、ソーシャルメディアのデータ収集と分析を学ぶ。(2)ソーシャルメディアの特性と問題 では、様々な「インターネット広告」の身近な例を整理し、従来型の広告と比較しながら、現代社会におけるソーシャルメディアのメディア特性を学ぶ。また、ソーシャルメディア上の発言をきっかけとしたネットトラブルを調査・類型化し、俯瞰することで改めて問題点の本質を捉える。
(3) ソーシャルデータの分析と提案 では、専門的手法によるデータ収集とそれらの分析・可視化により、報告としてグループでのプレゼンテーションを実施する。データ収集→分析→アウトプットというサイクルを通じて、ソーシャルメディアをデータとして活用する視点を養う。アクティブラーニングでの効果的な学び方を念頭に置いた、主体的かつ積極的な授業参加を期待する。課題および授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。 
この科目の到達目標
・様々なソーシャルメディアについて、実践を通じて、各々の特性や課題を理解することができる。
・ソーシャルメディアをデータとして捉え、クラウドサービス等を活用して収集、分析することができる。
・クラウドサービス等を活用しグループワークを円滑に取り組むとともに、説得力のあるプレゼンテーションを行うことができる。 
成績評価の方法
授業出席、授業外学習、課題提出(個人演習およびプレゼンテーションと貢献度)により総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   40  % 全週の授業出席が前提である。授業内の質問に対する回答など、参画態度も評価する。 
授業外学習   30  % 授業内容に関連する課題・レポートの内容を評価する。 
小テスト   10  % 授業内容の理解度についてテストで確認を行う。 
提出課題   20  % グループでのプレゼンテーション内容と貢献度を評価する。 
定期試験   0  % 実施しない 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス 
2. 情報収集と編集(1)
様々なソーシャルメディアの俯瞰 
3. 情報収集と編集(2)
スクレイピングとテキスト分析 
4. 情報収集と編集(3)
ソーシャルデータ集計と比較分析 
5. 情報収集と編集(4)
アンケート調査と分析 
6. 情報収集と編集(5)
ソーシャルメディア活用の現場から 
7. 情報収集と編集(6)
グループワーク 
8. ソーシャルメディアの特性と問題(1)
ネット広告の特色とネットトラブル分析 
9. ソーシャルデータの特性と問題(2)
ソーシャルメディア活用の現場から 
10. ソーシャルデータの特性と問題(3)
テーマ出題 
11. ソーシャルデータの特性と問題(4)
グループワーク 
12. ソーシャルデータの分析と提案(1)
プレゼンテーション① 
13. ソーシャルデータの分析と提案(2)
プレゼンテーション② 
14. まとめ 


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