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年度 2024 
講義コード 11700502 
講義名 発想力を鍛える A 
担当教員

山田 弘道

配当年次 1年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MM-BBS-DG-101 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MM-FBP-DG-101 



授業の概要
これから取り組む本学での学習活動や、将来体験することになる就業経験においては起こりうる問題や課題に対して、効果的・効率的に解決できることが求められる。本講義は、ビジネスパーソンに必須の能力である「発想力・創造力」=柔らかい頭を持って「工夫やアイデアをもとに、新しい価値を創出し、問題を解決する能力」を養うためのものである。

この科目のねらいとして、発想力を発揮していくために
①発想のメカニズムを知り、自らの考える力の実情を知る。
②発想をメカニズムを手順化した「手法・技法」を体験学習で習得する。
こととする。

具体的には①では、a.発想力が必要な背景を実感する、b.発想に必要な基礎能力の存在を自覚する、c.頭のサビ=知覚上の障害、文化というカタチにとらわれることから生じる障害、感情がもたらす障害を知って発想力を発揮する際、これらの障害に陥らないようにする、d.発想するための思考とはどのようなものか、思考の基本モデルを理解する、e.発想に関する研究がどのように進んでいるかを知る。
②では発想力を活用した発想技法の体験(a.自由連想法の理解と体験、b.強制連想法の理解と体験、c.類比法の理解と体験、d.発想後のアイデアの評価・まとめ技法の習得)が基本となる内容である。

科目の理論的背景は「認知心理学」である。理論と実践の間にギャップがないよう、学生生活や企業での問題解決の経験・ノウハウに支えられた内容とする。授業の基本的な進め方はグループ演習とし、テキスト・資料はその都度配布する。授業で使用するPPTなどの教材は全てmanabにて配布・活用してもらう。 
この科目の到達目標
・発想するために必要な考え方・価値観を身につけ、自分の意見を主張できるようになる。
・チーム発想の技法とノウハウを身につけ、そのリーダーとして実践できる。
・“発想”を掘り下げるために、人間の思考に関し学術的研究がどう進められているかを知る。 
成績評価の方法
(1)課題の提出(2)定期試験(3)出席(4)授業外学習により、総合的に評価する。なお発想技法の習得には演習参加が前提となるため、全回参加を原則とする。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   30  % 出席と各種演習への積極的な参画度を評価する。 
授業外学習   20  % 授業外学習で定められたテーマについての取り組み状況と達成レベルで評価する。 
小テスト   0  %  
提出課題   20  % 習得した知識を自分の言葉で記述することにより、理解度を確認する。 
定期試験   30  % 定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(発想力に関連する学習内容の理解度を確認する) 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. オリエンテーション 
2. 発想を促すメカニズム 
3. 発想を妨げるメカニズム 
4. 自由連想法①ブレインストーミング法 
5. 自由連想法②属性列挙法 
6. アイデアの育て方・活用方法 
7. 発想力に関する理論背景 
8. 強制連想法ーチェックリスト法 
9. 強制連想法ー焦点法 
10. 類比法①ー類比のメカニズム 
11. 類比法②ーNM法 
12. TRIZ技法①矛盾の解消 
13. TRIZ技法②発明原理の応用 
14. 発想力の発揮と向上に向けて 


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