授業の概要
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ことばに関する具体的な経験を振り返ることを基にしながら、ことばの働きの奥深さを学ぶ。私たちがこれまで築き上げてきた文化は、ことばなしでは考えられない。その意味で、ことばについて学ぶことは人間や人間の生き方、あり方を知るものだといえる。ことばのしくみを知ることは、人間を知ることである。さまざまな言語表現やことばのしくみを幅広く考えることによって、人間活動の基礎としての言語の本質的特徴を探求することを目標としている。また自分について振り返ることを通して、これからの人生で自分の求めるもの目ざすものについて考える機会とする。 授業では,さまざまな文章やスピーチを自らが分析することが求められる。日常生活においても授業で学習した知識を使って、ことばのしくみを知り、自らの生き方に「豊かなことばの文化」を築くために積極的に取り組んでもらいたい。実際の授業では一方的な講義ではなく、大教室でのアクティブラーニング型の授業を目指す。大人数になるため、ペアの人やチームに対しての自身の行動マネジメントが不可欠である。チーム学習、クラス討議など参加型の授業形態が基本になる。個人思考→集団思考→個人思考というプロセスを通じて、学習の深化と定着を図る。対話や人間関係が苦手だと思う人にこそ受講してもらいたい。授業は受講者と授業者の協同的な営みだととらえている。質問や気づきなど積極的な対話のある授業を期待している。
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この科目の到達目標
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・ことばのしくみを知り、ことばによって作り上げてきた文化についてより幅広く深い認識を得て、社会における様々な言語活動を考察する能力を養うことができる。 ・言語学の基本的な知識や考え方を学び、自らが使用することばを意識しつつ、より豊かな言語活動を行うことができる。 ・ことばが他者および自己に対して与える影響について学び、ことばに関し生涯にわたって学び続ける姿勢を持つことができる。
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成績評価の方法
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アクティブラーニング型授業への参加姿勢、毎回のレポートの提出と内容、プリントのファイリング状況、リフレクションシートの提出と内容、まとめレポート等によって評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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30
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授業への参加姿勢。ペアワーク、チーム学習、アクティブラーニングの姿勢を評価する。
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授業外学習
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30
%
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manabaで毎回出題されるレポートにより評価する。また最終回に持参のファイルも加算する。
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小テスト
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20
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毎回の授業の振り返りシート(リフレクションシート)の記入内容。
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提出課題
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20
%
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毎回のものに加え、最終回に全体にかかわるレポートが課される。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ことばと自己① 生活歴からことば
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2.
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ことばと自己② 「ことばは人である」
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3.
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ことばと自己③ ことばの使い方と信頼関係
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4.
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ことばの機能①言霊とことば
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5.
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ことばの機能②脳とことば
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6.
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ことばと他者① 「対話的である」こと
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7.
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ことばと他者②対話の技術
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8.
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ことばとリーダーシップ ①ことばと人権
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9.
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ことばとリーダーシップ ②ことばとビジョン
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10.
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ことばとリーダーシップ ③「Who am I ?」
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11.
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ことばとリーダーシップ ④ Stanford University 2005
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12.
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ことばとリーダーシップ ⑤「How や What よりも Why が本質」
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13.
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ことばとリーダーシップ ⑥ Stay Hungry. Stay Foolish.
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14.
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ことばとリーダーシップ ⑦ことばとミッション
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