授業の概要
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企業や組織は様々な機能や仕事の組合せで構成され、その目標達成のために活動している。とりわけ我が国の経済を支えている「メーカー」は、商社や流通業、金融業や保険業、サービス業などとの比較において多種多様の仕事で出来ており、どの仕事も企業経営にとって欠くことの出来ない重要なものになっている。ここでは、メーカーが備えている「仕事」にスポットを当て「メーカーにはどのような仕事があるのか」「それらの仕事は何を果たすためにあるのか」「それらの仕事はどのように行われ他の仕事とどのように結び付いているのか」など、基本的な仕事の内容や仕組み、マネジメントの在り方などについて事例を交え幅広い知見を得るものとする。また、行動する人材を目指す意味で実務に近い演習を実施することとし、一層の能力向上と仕事の具体的イメージ作り、キャリア形成の一助を成すものとする。 授業は事業戦略や企業運営などの概説4回、機能各論9回、総括1回で構成する。各授業週の「授業外学習」は授業内容を理解し自身の考えを整理する上で重要であり指定期限までに提出すること。また、小テストや演習についても指示にしたがって実施すること。
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この科目の到達目標
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・メーカー(製品製造企業)の基本的な仕事の種類や内容、マネジメントの実際を理解し、自身のキャリア形成に役立てることが出来る。 ・仕事と組織の相互関係性を理解し、現実の場面で相互に連携することが出来る。 ・行動する人材として現実的で実務的な考え方を体得し、課題解決のための具体的手法について活用することが出来る。
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成績評価の方法
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授業外学習、定期試験、課題提出、小テスト、授業出席をもとに総合的に評価する。メーカーの基本的な仕事の内容と役割、組織的位置付けを理解し習得するという視点だけではなく、授業外学習や演習などを通じて授業に臨む姿勢や理解・考察の到達度合いも含めた評価とする。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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30
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課題への取組みなども含め、授業に臨む姿勢・態度も合わせて評価する。
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授業外学習
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30
%
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指定したテーマに毎回取り組んだか、またその理解や考察の到達度合いを評価する。
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小テスト
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10
%
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授業内容の理解度を確認する。
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提出課題
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10
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演習課題に対する解答をもって当該テーマの理解度を確認する。
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定期試験
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20
%
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定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(メーカーの仕事に関する理解度を確認する)。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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メーカー概観
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2.
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各論1)マーケティングと営業活動
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3.
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各論2)製品企画と開発/設計
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4.
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各論3)生産管理
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5.
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各論4)生産活動/工程管理
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6.
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各論5)生産性改善
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7.
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各論6)品質管理
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8.
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各論7)工場運営
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9.
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各論8)部材調達
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10.
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各論9)管理会計
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11.
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事業戦略
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12.
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必要機能と組織
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13.
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企業運営
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14.
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総括と直近の状況
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