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年度 2024 
講義コード 11800402 
講義名 図解で思考力を鍛える A 
担当教員

田中 彰夫

配当年次 2年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 演習/オンデマンド型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MM-BBS-DG-203 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MM-FBP-DG-203 



授業の概要
みなさんの就職活動にあたり業界や企業の研究から志望動機の考案に役立つことに加え、実際のビジネスシーンではマーケティング報告や企画提案などのシーンで図解の効果的な活用が求められている。本講義では、「図解」の有効性と人間関係からマーケティングまで使える8つのフレームワークを基本として、プレゼンテーションへの応用、考えを生み出す「創造的思考法」と考えを収束・整理する「論理的思考法」を学ぶ。
 基礎演習ではフレームワーク毎に、実際のビジネスで活用されている事例、演習問題、解説の3ステップを通じて、①自分の考えを可視化する力、②自分の考えを相手にわかりやすく伝える力、③相手の図解を読み解き共通理解を育む力を身につける。提出課題については、実在する企業を取り上げ、経営戦略・マーケティング戦略のフレームワークを活用し、説明ストーリーの整合性に注意してレポートを作成する。
 他科目の復習、または、予習につながる内容であり、社会人に対してフレームワークを活用し自分の考えを説明する練習にもなる。本講義の学習を通じて、実際のビジネスシーンにおける図解の効果的な活用法を習得する。 
この科目の到達目標
・自分が得意なフレームワークではなく、コミュニケーションの目的と説明ストーリーに応じた適切なフレームワークを選択し活用できる。
・図を用いて幹枝葉の構造で自分の考えを可視化し、あわせて、説明ストーリーの整合性に注意して、自分の考えを相手にわかりやすく伝えることができる。
・他者が作成した文章や図解を読み解き、レポート資料の目的と説明ストーリーに応じたタイトル(幹)、図解・説明文(枝)、補足情報(葉)を、適切に選択することができる。 
成績評価の方法
授業への参加状況、授業外学習・提出課題・小テストの結果を総合的に判断する。特に、フレームワークを選択する視点の理解度、説明ストーリーの整合性、そして、課題に対する内容の深掘り度合いを評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 授業への真摯な取り組み状況をあわせて評価する。 
授業外学習   20  % その週の授業に関連した問題を出題し、理解度を評価する。指示・提出はmanabaで行う。 
小テスト   30  % 各回の講義内容を踏まえた応用力を確認する。 
提出課題   30  % 理解度や表現能力および、思考の深度を評価する。 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. 図解の有効性を学ぶ 
2. 基礎演習①
ビフォアー→アフター型フレームワークの使い方と特徴を理解する 
3. 基礎演習②
2つ丸型フレームワークの使い方と特徴を理解する 
4. 基礎演習③
矢印型フレームワークの使い方と特徴を理解する 
5. 基礎演習④
マトリクス型フレームワークの使い方と特徴を理解する 
6. 基礎演習①②③④の活用 
7. 基礎演習⑤
ベクトル型フレームワークの使い方と特徴を理解する(前編) 
8. 基礎演習⑥
ベクトル型フレームワークの使い方と特徴を理解する(後編) 
9. 基礎演習⑦
3つ丸型フレームワークの使い方と特徴を理解する 
10. 基礎演習⑧
構造三角型フレームワークの使い方と特徴を理解する 
11. 思考法①
創造的思考法を理解する 
12. 思考法②
論理的思考法を理解する 
13. 小テスト 
14. 提出課題に対するフィードバック 


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