授業の概要
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まず、コミュニケーションの本質に関する理解を促す。その上で前半では、新しい聴き方と話し方を中心に、相互理解と意味共有を促進させるコミュニケーション・スキルを身につける。具体的には、相手のニーズ(期待や要求)を引き出すアクティブ・リスニングを相互演習を通して身につけるとともに、質問の技術、アサーティブ・コミュニケーションについての学習を行う。また、「準言語表現スキル(声の調子、間、強弱)」と「非言語表現スキル(うなづき、視線、表情、姿勢、ジェスチャーなど)」などについても演習を通して学んでいく。後半では、異なる文化間のコミュニケーションやコミュニケーションの過程で発生するコンフリクト(衝突)などに関してグループ討議を行い、演習を通して実践的に学んでいく。これらの演習や講義の内容からWin-Winの信頼関係構築に向けた良好な態度とは何かについて考察を深めていく。 ※授業外学習の指示、提出はmanabaで行う。
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この科目の到達目標
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・積極的な傾聴や建設的自己主張など、他者との相互理解を図る上で重要なコミュニケーション・スキルを実践の場で活用できる。 ・コミュニケーションの本質を理解し、その特徴を具体的な事例を交えて、他者にわかりやすく説明することができる。 ・異なる文化間においても、常に良好な人間関係の構築に向けたコミュニケーションの創造を目指すことができる。
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成績評価の方法
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授業への取り組み姿勢、授業出席、授業外学習、課題提出、中間レポート、定期試験の結果により総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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30
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授業出席は当然のこととし、授業中の活動成果も評価対象とする。
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授業外学習
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20
%
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授業外学習で求められた課題を毎回行ったか、またその達成レベルを評価する。
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小テスト
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0
%
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実施しない。
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提出課題
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20
%
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第6週に課す中間レポート、授業中に作成し提出するシートなどで理解度を総合的に評価する
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定期試験
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30
%
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実施する。定期試験期間中を期日とするレポートテストで代替する 。(講義内容に関する理解度を評価する)
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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コミュニケーションとは何か
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2.
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コミュニケーション 一般理論
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3.
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アクティブ・リスニング(聴き方)
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4.
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非言語スキル(聴き方)
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5.
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心の階層構造と共感
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6.
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質問の技術
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7.
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アサーティブ・コミュニケーション(話し方)
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8.
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Win-Win の構築(話し方)
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9.
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心の通うコミュニケーション
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10.
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文化の違いを超えるコミュニケーション
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11.
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異文化間コミュニケーション実践
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12.
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コンフリクト(衝突)への対応
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13.
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タイプ別対人対応法
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14.
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自分の意見と他者の意見の比較・まとめ
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