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年度 2024 
講義コード 11810602 
講義名 データで見る経済 
担当教員

小林 幸平

配当年次 1年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/オンデマンド型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MM-FLA-EC-101 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MM-FBK-UM-113 



授業の概要
 本授業では、まず、物事を数字で概要を捉えることの重要性について理解したうえで、データ分析の手法を学んでいく。次に、世界の国や地域等の経済状況をマクロ経済指標などのデータを通じて理解し、現在かかえている問題の比較や今後の方向性を検討する。
 ここで学ぶ日本経済の状況については、生活に身近な指標となるデータを大きく捉えながらも、一歩踏み込んで考えていきたい。具体的には、日本の景気の変動や、日本経済における政府や日銀の役割について数字を大きく捉えながら、その影響度合いや重要性を考えていく。
 最後に、経済におけるミクロ的な視点、つまり、市場原理や企業経営の実態を企業に関するデータで見ていく。例えば、市場はどう需要と供給のバランスが保たれているか、企業の経営状況はどのように測れば良いのか、企業間ではどのような違いが見られるかについて、データを見ながら考察していきたい。 
この科目の到達目標
・データで見て数字で捉えることの重要性やデータ分析の基本が理解し、データを用いた情報収集において、“あたり”をつけながら、仮説を設定し、作業を取組むという一連の流れが理解できるようになる。
・経済関連の統計データ等を用いて、世界経済や日本経済の状況や課題、対応の方向性が理解できるようになる。
・市場や企業に関するデータを用いて、企業の動きや経営状況を理解できるようになる。 
成績評価の方法
フィードバックについて、①課題については、提出〆切後の翌週を目安に授業内のレジュメ内にて行う。②毎回の小テストについては、翌週の授業内のレジュメ内にて行う。
評価について、出席状況と授業参画態度、授業外学習、提出課題、定期試験等により総合的に評価する。
なお、提出課題および定期試験を履修要件とする。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 出席状況に加え、授業で学んだ用語や考え方の理解ができているかも評価していく。 
授業外学習   30  % 授業の内容を復習した上でmanaba掲載の理解度確認テストをきちんと行っているかを評価する。 
小テスト   0  % 実施しない。 
提出課題   20  % 中間レポート:授業毎に指示した基本的用語や知識に関する理解度を評価する。 
定期試験   30  % 期末レポート:定期試験期間中を期日とするレポートテストとして実施する(授業全体にかかる基本的用語や知識に関する理解度をレポートテストで評価する)。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. 数字でつかむことの重要性①~日本経済の身近なデータを見てみる~ 
2. 数字でつかむことの重要性②~データ分析の基本~ 
3. 世界と日本の経済をデータから見る①~世界の主要な国別の経済状況~ 
4. 世界と日本の経済をデータから見る②~国別以外の軸でみた経済状況~ 
5. 世界と日本の経済をデータから見る③~貿易と為替~ 
6. 世界と日本の経済をデータから見る④~人口問題~ 
7. 日本経済についてデータを用いて深く見る①~景気の変動:日本の戦後復興と高度成長~ 
8. 日本経済についてデータを用いて深く見る②~景気の変動:日本のデフレ~ 
9. 日本経済についてデータを用いて深く見る③~政府の役割~ 
10. 日本経済についてデータを用いて深く見る④~日銀の役割~ 
11. 市場原理と企業運営をデータから読み取る①~需給曲線~ 
12. 市場原理と企業運営をデータから読み取る②~買い手・売り手の思惑の中での企業の動き~ 
13. 市場原理と企業運営をデータから読み取る③~企業全体の把握~ 
14. 市場原理と企業運営をデータから読み取る④~企業の生産性分析~ 


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