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年度 2024 
講義コード 11811301 
講義名 簿記応用 
担当教員

矢島 正

配当年次 2年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング(2023年度以降入学生用) MM-BBS-BO-202 
ナンバリング(2022年度以前入学生用) MM-SBK-BTF-201 



授業の概要
簿記科目は資格取得支援科目であり、前期に「簿記応用」、「工業簿記」を、後期に「日商簿記検定2級対策講座」を配当し、3科目を履修することで日商簿記検定試験2級の合格を目指すための前提科目である。
取り上げるテーマは、株式の発行、剰余金の配当と処分、株主資本の計数変動、税金、手形と電子記録債権(債務)等、銀行勘定調整表、固定資産、リース取引、研究開発費と無形固定資産、有価証券、引当金、外貨建取引など、広範にわたる。
 授業の方針は、説明は簡潔にする一方、問題演習に重点を置いて理解の程度を確かめながら進めていく。「日商簿記検定3級」に比べると格段に高度で複雑な計算をしなければならないので、自主的に問題に取り組む姿勢が必要となる。したがって毎回の講義における練習問題はもとより、事前・事後に提示された課題は着実に実行していかなければならない。
簿記の処理は、会計基準や会計理論を理解したうえで、応用問題にも対応できる力を付けることが大切である。つまり、「知識として理解すること」と「実際に問題を解くこと」の一体化、そして検定試験の問題に迅速かつ正確に解くことを目指す。 
この科目の到達目標
・株式会社会計における簿記処理の知識・技術を身につけ、中小企業の現場における会計処理ができる。
・大企業における簿記処理に関心を抱き、自ら調べて会計処理を試みるようになる。
・日商簿記検定2級の問題を解く基礎力ができる。 
成績評価の方法
授業出席、授業外学習、課題提出および定期試験により、総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 授業の取り組み(演習問題)姿勢を踏まえて評価する。 
授業外学習   20  % 授業内容についての予習、復習の取組状況を評価する。 
小テスト   0  % 実施しない。 
提出課題   10  % 課題の提出期日厳守、内容などを総合的に判断して評価する。 
定期試験   50  % 定期試験期間中に教室で筆記試験を実施する(授業で学んだ事項の理解度を確認する) 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス、株式会社とは、株式の発行、剰余金の配当と処分について学習する 
2. 株主資本の変動係数、税金について学習する 
3. 商品売買等の処理方法について学習する 
4. 手形と電子記録債権等の処理方法について学習する 
5. 銀行勘定調整表について学習する 
6. 固定資産(固定資産の購入、減価償却の処理など)について学習する 
7. 固定資産(期中の売却と買換え、除却・廃棄の処理など)について学習する 
8. リース取引について学習する 
9. 研究開発費と無形固定資産、有価証券①について学習する 
10. 有価証券②について学習する 
11. 引当金について学習する 
12. 収益・費用、外貨建取引について学習する 
13. 精算表について学習する 
14. 総括 


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