授業の概要
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授業は、講義(出版業界の現状や雑誌の作り方についての解説)と1グループ4名で構成する「編集部」ごとのワークショップ形式によって進められ、各編集部はそれぞれが企画したコンセプトに沿って、40ページ(1人10ページ担当)のオリジナル雑誌を作り上げていく。雑誌のテーマは自由であるが、「街歩き」「旅行」「ファッション」「グルメ」など実際に取材しやすいものにすることが望ましい。既存の商業雑誌にはない、学生らしい柔軟な発想から生まれる雑誌を期待する。 雑誌は、編集者だけでつくれるものではなく、実際の現場では、フォトグラファー、ライター、デザイナー、校閲、イラストレーター、スタイリスト、ヘア&メイクなど「大勢の力」を必要とする。この授業ではその「大勢の力」を4人で凝縮させて取り組むことで、雑誌作りの全工程と「0から1」を生み出す面白さが体験できるはず。 また、1回100分の授業時間だけでは作業がなかなか進まないため、ロケハン、取材・撮影、原稿執筆など学外での作業も多岐にわたる。問題意識とチーム意識を強く持ちながら、積極的参加と高いモチベーションで取り組んでほしい。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。
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この科目の到達目標
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・雑誌制作の流れ(タイトル・コンセプト決定⇒構成⇒取材⇒デザイン⇒原稿作成⇒校正⇒製本)を理解し、一連の工程が実践できる。 ・グループで雑誌を制作する過程で、ジェネリックスキルを高めることができる。 ・出版業界のビジネス構造を理解できる。
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成績評価の方法
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グループ別に制作する雑誌の完成度と、授業中の参画度、授業外学習の充実度などから評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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30
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出席回数を評価するとともに、質問・意見等の授業への参加姿勢も評価対象とする。
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授業外学習
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20
%
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翌週の授業までにやっておくべきことの実践の度合を、進捗状況を確認して評価する。
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小テスト
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10
%
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不定期に実施する。
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提出課題
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40
%
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第13週目にグループごとに作成した雑誌を提出し、その完成度で「編集力」を総合評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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授業内容ガイダンス 14週の内容説明とグループ分け
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2.
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雑誌作成の理解① 雑誌の具体的イメージを考える
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3.
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雑誌作成の理解② ロケハンの仕方を学ぶ
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4.
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雑誌作成の理解③ ページ構成を考える
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5.
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雑誌作成演習① 取材の仕方を学ぶ
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6.
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雑誌作成演習② ラフレイアウトを作る
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7.
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雑誌作成演習③ 取材後の整理をする
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8.
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雑誌作成演習④ パソコンでレイアウトを作る
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9.
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雑誌作成演習⑤ 原稿を執筆する
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10.
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雑誌作成演習⑥ 原稿を調整する
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11.
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雑誌作成演習⑦ 雑誌における広告の意味を考える
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12.
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雑誌作成演習⑧ レイアウト、原稿等を完成させる
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13.
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雑誌作成演習⑨ 最終チェックを行い、雑誌を完成させる
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14.
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完成した雑誌の内容について発表する
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