授業の概要
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問題発見・解決力を伸ばすためには、主体的に問題を見つけ出そうとする意識、状況を客観的に観察し論理的に分析する力、偏りのない柔軟な思考力や創造性、何度でも行きつ戻りつを繰り返しながら思考を深める集中力と粘り強さが必要となる。これらの態度や能力を身につけることで、日常に存在する問題の解決可能性を高めることができる。 本科目では、演習を通じて問題発見・問題解決の考え方や手法を学んでいく。各自が検討した演習のアウトプットをグループで共有し、さらにブラッシュアップを図り、相互学習で進めていく。具体的な手法として、問題発見の着眼点、問題の要因を探るWhyツリー、解決策のアイデア発想のためのHowツリーや連想法、優先順位づけなどを学ぶ。 なお各自が授業中に作成したアウトプットをもとに、次の授業で継続的に作業したり発表したりする場合がある。やむを得ず授業を欠席したとしても、その週のレジュメを自己学習し、自身で作業を進め、次の授業に向けて準備することを必須とする。
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この科目の到達目標
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・問題解決のプロセスに従って、具体的な解決策を導き出すことができる。 ・問題の発見とその解決のための考え方や手法をもとに他者と議論し、合意形成することができる。 ・問題の解決に向けて、協力者の納得を引き出す説明をすることができる。
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成績評価の方法
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授業への出席・参画の程度、授業の振り返りと授業外学習への取り組み、提出課題の結果に基づいて総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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25
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全出席を基本とし、授業中の積極的な取り組みや発言、グループワークでの貢献を評価する。
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授業外学習
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25
%
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各週の授業に関連した課題への取り組みを評価する。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。
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小テスト
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10
%
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各週の授業における自身の活動の振り返りを評価する。
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提出課題
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40
%
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2回実施する。問題発見および解決のプロセスとアウトプットを評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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問題とは 問題解決に求められる態度や能力
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2.
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問題発見・解決のプロセスと手法
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3.
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問題を発見する 視座を変えてものごとを見る
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4.
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問題を発見する ネガティブ情報に着目する
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5.
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問題を発見する 理想の状態を描く
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6.
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問題の要因を探る Whyツリー
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7.
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問題解決のアイデアを発想する Howツリー
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8.
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問題解決のアイデアを発想する 自由連想法と強制連想法
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9.
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これまでの振り返りと総合演習のための準備
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10.
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総合演習 問題発見・解決演習1(問題発見)
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11.
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総合演習 問題発見・解決演習2(要因分析)
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12.
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総合演習 問題発見・解決演習3(解決策策定)
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13.
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総合演習 問題発見・解決演習4(プレゼンテーション)
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14.
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授業全体のまとめ
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