授業の概要
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授業はテキストに沿って行う。まず、経営戦略とは何か、そしてなぜ企業にとって経営戦略が必要なのかを学んだ上で、すでに定説となっている経営戦略に関する様々な理論、フレームワークやモデルなどを学ぶ。但し、こうした理論やフレームワークもそのままでは実務に利用しづらい面があるので、その論理的背景にまで遡って理解することで、実務への活用を促進させる。 毎回の授業は学生による事前学習を前提としており、学生は学習該当部分のレジュメ(要約)を授業日以前に担当教員宛に提出する必要がある。また、各授業の前段では学生の一部によって事前学習の内容(レジュメ相当の内容)を発表することで、その後のグループ討議を円滑に行えるように工夫する。 授業の中段では、テキスト内容に即した設問を教員が提示して、学生はグループ討議を経てその設問への解答を用意する。 授業の後段では、学生同士あるいは教員と学生とのインタラクティブで論理整合的な議論を通して、設問へのアプローチの方法や解答への論理的な考え方を学ぶことになる。以上の授業を経験することで、戦略理論の背景や現実の企業活動との関連を理解していく。
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ディプロマ・ポリシーに基づく当科目の到達目標
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・経営戦略についての基礎的な知識を習得して、実際に展開される企業内での戦略の意義とその効果を理解することができる。 ・戦略目標、戦略の策定と実行の違いを明確に理解し、更に戦略、戦術、計画を明確に区別して、所属する組織内において各戦略過程で求められる行動がとれる。 ・テキストを読解することや他学生および教員との濃密な議論を通して、論理的に考えることを多く経験し、ルーティンやレパートリーに頼りがちな日常業務に対しても、論理的に考え行動することが可能になること。
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授業項目
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回
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授業項目
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1.
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ガイダンス&戦略理解のための諸概念
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2.
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成長戦略
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3.
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ポーターによる競争戦略
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4.
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資源ベースの競争戦略
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5.
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グローバル化の戦略
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6.
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戦略の実行と組織
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7.
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戦略分析実習
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8.
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戦略と組織のイノベーション
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9.
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試験
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