授業の概要
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本授業では、デジタル社会における市場および企業のマーケティング活動の変化を読み解き、イノベーション創出に寄与する考え方、方法論を学習する。デジタル社会では、社会のコミュニケーションの取り方が変わり、企業はそのことを念頭に、顧客と長期的なカスタマーリレーションシップを構築する必要がある。その中でも企業は、自社のブランド価値創出につなげる新たな活動に取り組んでいる。具体的には、商品政策における「デジタル財」の活用や価格政策における「ダイナミック・プライシング」の導入、チャネル政策における「オムニチャネル」の推進、プロモーション政策における「トリプルメディア」の活用などである。これらの新たな概念・手法を理解しながら、企業がデジタル社会においてどのようにイノベーションと向き合うべきかについて議論し、打開策を見出す。また、授業の一部で実ビジネスに関わる外部講師からの実践例の講義と討議により理解を深める。 毎週、授業の最後に提示される授業外レポートに学生全員が取り組み、翌週授業の序盤でグループごとに発表し、重要なポイントについて全体で討議する。授業の中盤以降では授業項目にしたがって新たなテーマについて講義と議論を行う。
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ディプロマ・ポリシーに基づく当科目の到達目標
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・イノベーションの創出に関するマーケティングの領域における概念と理論を理解できる。 ・特定組織のイノベーションの創出に関するマーケティングの課題を形成し、効果的な解決策を導きだすことができる。
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授業項目
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回
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授業項目
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1.
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イノベーションとマーケティング
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2.
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デジタル社会におけるマーケティング活動
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3.
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価値創造のイノベーション
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4.
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【外部講師】シェアリングサービスにおける価値創造の実践例
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5.
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サービス・マーケティングと収益活動のイノベーション
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6.
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【外部講師】ホテル・宿泊産業におけるサービス・マーケティングの実践例
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7.
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普及活動のイノベーション
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8.
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【外部講師】カフェ・レストラン産業におけるマーケティング・イノベーションの実践例
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9.
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マーケティング・イノベーションの条件
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