授業の概要
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本科目では、対立や緊張場面で、お互いが自己の主張を競合させて勝ち負けを競い、双方の案を足して2で割るような妥協的な解決を図るのではなく、より良い結論を得るために両者が歩み寄って協調的に話し合いを進めるにはどうしたらよいか、その考え方と技術を学習する。コンフリクト(対立や葛藤)とはどのようなものか、なぜ生じるのか、解消するための方法とはどのようなものかといったことを確認していく。 単に理論や方法論を学ぶだけではなく、実際の組織や職場での仕事状況に即した葛藤場面を考察し、現実の職場での活用や問題解決に軸足を置いた協調的な対話の技術を体験的に学ぶ。 なお、授業の進め方は、ケース研究をはじめ、学生同士の実事例を題材に用いるなどの相互学習・相互啓発方式を基本とする。個々人での検討に加えグループでの検討、その検討結果の全体発表および意見交換が含まれる。
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ディプロマ・ポリシーに基づく当科目の到達目標
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・コンフリクトの理論と対人理解の枠組みを学習応用することで、組織での対人関係構築と合意形成に活用できる。 ・質問、傾聴、説得等のコミュニケーションスキルとリーダーシップを向上し、組織の成果達成に貢献できる。 ・学生同士の経験を交流することで、自組織・自職場の効果的な運営と実践的なリーダーシップ発揮に還元できる。
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授業項目
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回
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授業項目
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1.
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オリエンテーション
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2.
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コンフリクト・マネジメントのプロセス(アプローチ段階)
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3.
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コンフリクト・マネジメントのプロセス(ソリューション段階)
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4.
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コンフリクト・マネジメントのプロセス(ソリューション段階)
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5.
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前回(4回)のケース研究つづきと、実際のコンフリクト場面解消のシナリオ相互検討
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6.
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コンフリクト解消シナリオ相互検討(つづき)コンフリクト・マネジメントのプロセス(クロージング段階)
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7.
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部門間コンフリクトの解決
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8.
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部門間コンフリクトの解決のケーススタディ
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9.
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実務場面への展開
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